第19試合 村上淳 vs 鴨神にゅう vs 松本吉弘 vs 咲乃もこ
「#神域リーグ」が二週間に一度Twitterトレンド1位になるのが恒例になりつつある。
そんな神域Streamerリーグの第7節が行われた。今節を含めて残りは合計4日間である。
現在のチームポイント状況は、前節でかなり上下の差が小さくなって、どこが優勝してもおかしくない状況だ。
直近の成績ではアキレスが好調で、反対にヘラクレスはここ数戦勝てていない。上位のチームは安定した成績で推移している。
神域リーグは1試合目の対戦カードが事前に公開される。今回の組み合わせは特に注目の組み合わせとなった。
東家スタート・村上淳(チームアトラス)
前節で苦手だったマウス操作ではなくタッチパネル操作で、初出場した監督が、引き続き登場。
南家スタート・鴨神にゅう(チームゼウス)
神域リーグではまだラスをとっていない選手は4人。なんとゼウスにはそのうち3人がいる。
鴨神選手はそんなこと気にしていないと思うが、4人の4位回避率争いにも注目だ。
西家スタート・松本吉弘(チームヘラクレス)
チームはここ最近勝てていないが、松本選手の初戦でみせた86200点のトップの印象が強く、いつでも、大トップでスコアを取り返してくれる期待を感じさせてくれる。
北家スタート・咲乃もこ(チームアキレス)
前日に魂天を集め神域リーグルール想定で、練習を行っており、気合十分。
今回はランクAとランクSの選手だけのハイレベルな組み合わせとなった。A以上の選手だけの試合は初で、注目の試合となった。
【村上淳の隠されたファインプレー】
東1局、西家・村上選手の第一打は。今では当たり前の第一打切りだが、ダブは絞るべきという考え方が昔は多かった。そんななか、徹底して、自分に必要のないときにダブを先に切っていたのが村上選手なのだ。
3巡目には七対子であっという間にテンパイしてリーチ。
対面の親の手をみるとさきほどまで1枚しかなかったダブが2枚ある。
鳴かれないうちにを切ることに成功しているのだ。
リーチを受けた鴨神選手の手は安牌がない上に、河がとても七対子にはみえない。
をきるしかなかった。
村上選手があっというまに七対子で満貫をアガった。
もし、リーチ宣言までをとっといていたら、松本選手にポンされ、一発がついていなかったかもしれない。
【鴨神選手にチャンス手が入るが?】
先ほどは放銃となってしまった鴨神選手には、大きなチャンス手が入る。
タンヤオ、平和、赤ドラ3枚に、3色やイーペーコーの可能性まである。
しばらくテンパイできず、12巡目でをチーしてテンパイをいれた。
これでも満貫あり、さっそく東1局の失点を取り返せそうだ。
終盤、松本選手からリーチが入る。
さらには村上選手からもドラドラのリーチが入り、3人のめくりあいに。
一番待ちの多かった鴨神選手がをつかんだ。
当然切って放銃になってしまった。
すごくいい手が入ったり、うまく打てたからこそ、失点することがあるというのも、麻雀の難しいところだ。