“嗅覚”の試合巧者
U-NEXT Pirates
瑞原明奈はトップを
持ち帰ることが
出来るのか?
文・ゆうせー【木曜担当ライター】2022年 12月 1日
第1試合
東家:瑞原明奈(U-NEXT Pirates)
南家:松本吉弘(渋谷ABEMAS)
西家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
北家:二階堂亜樹(EX風林火山)
解説 河野直也 実況 日吉辰哉
速い。
松本の判断スピードが速いのだ。
東1局、
ション牌(画像上にも注目)のダブをイチ鳴きした、上家の瑞原。
瑞原がマンズに寄せている可能性もある、と判断した松本は即座にマンズのターツ落としを敢行。
ドラを重ねて、シャープにアガる。役役ドラ2の8000点。
東2局、松本は、
対面に座る亜樹の仕掛けにをかぶせていく。
これを亜樹に鳴かれるも、
トイツ落としの完了と同時にかかる強烈なリーチ。
を一発で引き寄せて、リーチ一発ツモピンフ赤ドラの6000オールが炸裂する。
大きな背中だ。
東2局1本場は、
思案ののちに、
スリム化を図る。
俯瞰で見ると、
こうなる。仕掛けて赤が余っている瑞原をはじめとして、他家に出遅れ気味のここはリスクヘッジが必要だ。
この局は、を仕掛けた亜樹が2100-4100をツモアガった。
親が落ちた松本。続く東3局は、オフェンスのターン。
流れるようなノータイムの打牌選択から、
流れるようにリーチ!
そして、
ん?
流れるように3件リーチに移行!!
三人のリーチがかかった時点で待ち牌の枚数は、
亜樹6枚、松本3枚、内川1枚だった。