日吉さん『めちゃくちゃ綺麗に染まってるねー! あっ写真撮っていい?』
筆者『あっ自分もいいですか?!』
東城『はーい!』
裏インタビューなどでは話すことはあったが、試合とは別で初めて話しかけた時の一コマ。
東城さんは日本プロ麻雀連盟所属。
筆者は最高位戦日本プロ麻雀協会所属。
所属団体が違うこともあり、対局会場でご挨拶をさせてもらったことはあるが、ほとんどお会いする機会がなかった。
緊張しながら写真を便乗させてもらった時の印象。
めちゃくちゃ話しやすく、筆者のいきなりのお願いにも嫌な顔一つせず素敵な笑顔をくれた。
明るくてチームのムードメーカー的存在。
『ミスパーフェクト』
彼女が打つ麻雀の全貌をとくとご覧あれ!
皆様こんにちは! 新年明けましておめでとうございます!
2023年初投稿。
改めまして週末記事担当、最高位戦日本プロ麻雀協会の河野直也です!本年もよろしくお願いします!
さぁ! 今回の究極の決断は1月5日の第二試合!
筆者が解説した試合からです!
それでは早速スタート〜!!
この日の第一試合、南3局までリードをしていたセガサミーフェニックスの茅森だったが、現在個人ポイントランキング首位のTEAM雷電本田に逆転を許し、悔しい2着となった。だがチームはこの2着でマイナス400ポイント台から再び300ポイント台になった。
迎えた第二試合、フェニックスは東城。
新年一発目の試合は苦しい4着となり個人ポイントもマイナスになったしまった。
終始アガリが遠い1日だっただけに、今日はその鬱憤を晴らしたいはずだ。
東1局はEX風林火山、亜樹の1600.3200。
東2局はTEAM雷電、萩原の6000オールでこの日も苦しいスタートとなった東2局1本場の東城の配牌。
メンツこそないが、リャンメンターツは多く、ドラがでが孤立牌としてあり高くなる要素も兼ね備えていて好配牌の部類に入ると思う。
ここで加点を!
しかし麻雀は4人でやる競技と言わんばかりに
親の萩原からわずか5巡目のリーチ。
待ちは。
リーチをかけた瞬間に山には7枚。
ドラのも3枚いるという絶好のリーチだ。
萩原もこの二の矢が決まればかなりトップに近付く。
東城が一発目に持って来たのは当たり牌である。
しかもまったく使えなそうな自分は切っている端っこの牌。
親の現物であるを持って進行していた丁寧さで一発放銃は回避出来たが他に安全牌もなく、手の形もいいので、放銃は避けられないか…
次巡を引きとのイーシャンテン。
赤も1枚あり、完全に通る牌は今通ったばかりののみ。
『これは打ちますね。リャンメン、リャンメンのイーシャンテンでまだ無筋いっぱい残ってますもんね』
筆者は解説でこう言っている。
なぜこう言ったかをここで解説しよう。
『無筋がいっぱい残っている』
というこの無筋というのは萩原のリーチがリャンメンだと仮定した場合の話。
リャンメンの筋は全部で18種類。
1.4、4.7、2.5、5.8、3.6、6.9
マンズ、ピンズ、ソーズがあるので、6×3は18となる。
そこから、今通ってる筋を引いてみよう。
・萩原が切っている牌は
→つまり残っているのはマンズは///の4種類
→ピンズは//の3種類
→ソーズは一枚も切れてないので6種類のまま。