それを乗り越え、今でこそ大車輪の働きをしているが、麻雀というゲームは数十戦では何が起きてもおかしくないのだ。
ともあれ、この4人で戦うドリブンズは今日で最後となった。
ドリブンズの越山監督は「入れ替えではなくて、5人目の新しいメンバーが増えると捉える」と宣言した。
それに、もしかしたら何十年か先にまたこの4人で戦う未来もあるかもしれない、とも。
運の要素が強い麻雀というゲームにおいて、ドリブンズは少しでも得になる選択を模索し続け、そして敗れた。
来期からは少しだけ見た目が変わるかもしれないが、この4人が生み出したドリブンズイズムは、これからも脈々と受け継がれていくだろう。
ありがとう、ドリブンズ。
そして少しの間だけさようなら、ドリブンズ。
麻雀ブロガー。フリー雀荘メンバー、麻雀プロを経て、ネット麻雀天鳳の人気プレーヤーに。著書に「ゼロ秒思考の麻雀」。現在「近代麻雀」で戦術特集記事を連載中。note「ZEROが麻雀人生をかけて取り組む定期マガジン」、YouTubeチャンネル「ZERO麻雀ch」
\ほぼ毎日4コマ最新⑤巻 好評発売中/