2億4千万の瞳に映った「侍」本田・ジャパン・朋広の勇姿【Mリーグ2022-23セミファイナル観戦記4/20】担当記者:ゆうせー

終盤にイーシャンテンでつかんだ【8ソウ】を、

切り飛ばしていった!

ドラも赤もたくさん見えていて、仕掛けは高くないと読める。また、マンズも全く通っていないので、【8ソウ】だけが危険な牌ではない。

ただ、それにしても迷いのない一打だった。勝負所で腹がくくれているのが伝わってくる。

次巡、

【6マン】を引いてチンイツテンパイ!

これを、

前に出てきた多井からとらえた。

チンイツ赤、12000は12300。

これで2着目になった本田。続く親番では、

愚形でも迷わずリーチ!

次の局も、

今出たばかりの【2ピン】【5ピン】待ちでもリーチ!!

と、リーチで畳み掛けていく。本田△~

この攻めによって、

本田は2局連続の一人テンパイをもぎとった。

そして、南2局2本場

トップ目でも1牌も逃さないように広く構えていた本田のもとに、情熱的な【赤5ピン】がやってくる。

この手をタンヤオで仕掛けてアガり切った本田。この8000は8600点がトップの決め手となった。

 

試合前に自身をサッカー日本代表にたとえていた本田。

本田ジャパンの活躍に雷電ユニバースだけでなく、日本中の麻雀ファンが沸いていることだろう。

さぁ、決めポーズの時間だ。

雷電の麻雀は…

「面白いんです!」

決まったーー!

「!」

ん?

「…もう一回やっていいですか?」

どうやら、今日は別のセリフを言う予定だったらしい。

雷電の麻雀は…

「おもしーんです!!」

自由奔放で面白く、そしてカッコいい。そんな雷電が誇るポイントゲッター、本田・ジャパン・朋広選手だったのでした。

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