「世界一おもしろい麻雀というゲームに感謝」 耳にこびりついて離れない 渋谷ABEMAS藤田監督のファイナルメッセージ【Mリーグ2022-23ファイナル観戦記5/19】担当記者:ZERO / 沖中祐也

4対1でカンできない1枚を持ってくることもあれば
諦めかけたときに都合の良い横移動が起きることもある。

バランスの良い強いチームを作っても、丸4年勝てないことだってある。
だからこそ、勝ったときの嬉しさが大きいのだ。

それは決してMリーグの舞台だけではない。
卓を打てば、牌たちが必ず何かしらのドラマを演出してくれる。
技術と経験を駆使して戦っていると、いつの間にか時間を忘れ没頭していることに気がつく。
それが麻雀の大きな魅力の1つだ。

牌たちが作るドラマ。
5年前、藤田チェアマンはそこへMAXBETした。
今たしかな手応えを感じているのだろう。

麻雀をやっていてよかった。
麻雀プロでよかった。
麻雀がこの世にあってよかった。

麻雀に対し感謝を述べる藤田チェアマンの笑顔を見て、私は心からそう思った。

麻雀にはいろんな楽しみ方がある。
見るだけという人がいるのも知っている。
麻雀を打つことで、つらい思いや嫌な思いをすることもあるかもしれない。

それでも一度、牌に触れてほしい。
今はそういった初めての人でも楽しめる場所が増えている。

さらに5年後、麻雀を取り巻く環境がどうなっているのかが楽しみだ。

--熱狂は完全に外へ

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