2023年某月某日……都内某スタジオ内にて、開催されるは年に一度のバーリトゥード。
そう
「超豪華弁当争奪!KADOKAWAサクラナイツ最強決定戦2023」である!!
昨年に引き続き開催されたこの戦い。
サクラナイツ内でだれが最強かを決める、なかなか見られないチーム内メンバーでの対局。
今年は沢崎から渋川へとメンバーも入れ替わり、昨年の覇者:内川からの最強奪取を皆が狙っている。
ちなみに昨年の対局も動画で上がっているので、未視聴の方がいればそちらのほうもぜひ一度ご視聴いただきたいところだ。
さて、実況にはおなじみ日吉辰哉。解説には森井巧監督と、何かとサクラナイツメンバーに因縁のある白鳥翔。
実況解説も今回は何でもあり。歯に衣着せぬトークが待っているだろう。
Mリーグルールでの半荘2回戦のトータルポイントで勝負、選手には順位に応じてタイトル通りの超豪華弁当(昨年情報では海鮮のめっちゃいいやつがふるまわれたとか)の他……
スポンサーからも豪華賞品が進呈される。
なんとしても勝ちたいところだ。
そして今対局で一番の注目ポイントは……
私語OKの対局であるということ!
信頼できるチームメイト同士の対局であるからこそ、挑発・煽り・野次上等、トラッシュトークオールOK!
特に面白い発言を残した選手は「トラッシュトークキング」として別途受賞対象になるとのこと。
麻雀も舌戦も、負けられない戦いが、そこにはある。
各選手の意気込みを伺っていこう。
まずは昨年優勝、内川幸太郎。
「正直優勝、狙っております。トラッシュトーク王は二の次ですね、どうせ取れないんで(笑)」
続いて昨年3位、岡田紗佳。
「昨年は沢崎さんにトークでぼこぼこにされた。今年はその鬱憤を誰かにやり返したい」
※ぼこぼこの例
「狙っているのは高打点賞、要は役満あがればもらえるんでしょ? 狙っていきますよ!」
Q.解説について、一言
A.
なんもないそうです
昨年準優勝、堀慎吾。
「去年負けた日からこの日をずっと楽しみにしていた。トラッシュトークキングから最高打点賞まで全部取っての完全優勝を狙っています」
Q.解説について……
A.
白鳥「雑な打牌が多いんでそこを指摘していきたいですね」
ラップバトルかと見紛う舌戦が繰り広げられている。トラッシュトークキング獲得のための戦いは既に始まっているのだ。
そして最後は
新規参戦、渋川難波。
昨年は解説だったが、今年はユニフォームに着替えての参戦。
「去年の内川さんは優勝したけど何もしゃべってなかった。今日は喋らせて見せます、トークで戦いましょう内川さん! 僕は麻雀のほう頑張ります」
早速対局を見ていこう。
【1回戦】
和やかな雰囲気で始まった東1局だが、戦いは既に始まっている。
堀がをツモって大いに声を上げて悩む。一見して悩む形には見えないが……
「いやいやいや。さすがに効率が許さん」
そう言って切ったのは。
堀は最高打点賞を夢見て、この形から北の対子落としを目論んでいた
うまくいけばタンヤオに三色もついてドラのも全部使える、跳満倍満級の手になる。