最早流れるように放銃。なんと平均放銃打点を下げることに成功した。
このフォーメーションは……！？
渋川式麻雀戦術1、国士進行度ガン見せ理牌。
日吉「（3枚切れの
を引き入れた岡田とは)器が違うのよ」
当然アガれず。
渋川式麻雀戦術その2！
四暗刻進行度ガン見せ理牌！
ここにきてトラッシュトークとは全く別の、異次元の魔神の麻雀戦術を見せてきた。
渋川にかまっている暇はない。
内川から勝負手の親リーチが襲い掛かってきた。
これが嬉しいのが実は堀。
現状のポイント状況はこう。
岡田のトータルトップは変わらない。堀もかなり接近してきているが、もし内川がこの半荘2着に浮上すれば大きく話は変わる。
ほどなくして、内川のツモアガリ。
裏ドラもろ乗りの小技を挟むのは忘れず……
内川「あっ（裏ドラ)こっちだった。ろくせんおーる！！」
無邪気な声からは想像できないハードパンチ。このアガリで
先ほどより堀が大きく岡田を逆転。これで内川も堀さえ逆転できれば並びができるので、あとは三人鍔迫り合いである。
堀がアガれば、内川がアガる！ 内川がアガれば、岡田もアガる！
ついでに煽る！
これにて東3局まで終了。
日吉「えーっと南の1局に行きます？」
東4局、渋川の親番。
岡田が
ポン、
ポンで被せていけば……
堀も
ポンで速度を合わせる。
岡田には打点があるように見えるため、堀は岡田にはアガらせたくない。
親の渋川を誰一人として見ていない、リーチがかかっても今の渋川に放銃するわけがないとまで思っている節がある。
堀から出たドラまで鳴いて裸単騎！
役役赤ドラでマンガン確定のため、
を切って一旦
単騎に受ける。
これは渋川の現物であるため、別の単騎に変えるときに安全に切れるメリットがあるというのが一つ。
また、チーしての
手出しから、ピンズの上目が手牌に関連している可能性が高いため、本来単騎は本線の一つ。やすやすと出る牌ではない。
しかし後がない渋川は自身で切っている以上、ツモ切るしかないケースも多い。
二段構えの裸単騎で待ち構える。
これで完全リセット。三枚見えと現物以外は何で待たれていても文句は言えない。
とはいえ、通っていない牌を切っても1/20～1/15くらいの放銃率。
白鳥「芸人じゃないんだから」
・・・おや！？ 渋川のようすが・・・！
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