うん、見た見た。
偉すぎだね。
最高に、カッコ良かったよ。

「今年1番内容良かったよ」
「ありがとうございます!」
牌譜を見て、自らを褒めて。
控室に戻っても、監督の村上からしっかりと褒めてもらえて。
歌衣は満面の笑みを浮かべていた。
……この最高の笑顔を、ファンはずっと待っていた。

去年は、強気に攻めて、高打点をアガリ切る面白さを教えてくれた。
そして今年は。麻雀にはたくさんの要素があって、それは時に、難しく、地味で、苦しいものだと知った。
けれどそれを理解した上で、トップをとったのならば、こんなにも嬉しいんだぞということを教えてくれた。
さあ、喉が枯れるまで笑った。
さあ、ファイナルに向け、弾みはついた。
狙うは、優勝、ただ一つ。
歌衣メイカって漢には――”頂点”ってヤツが良く似合う。
\近代麻雀シリーズ 新刊情報/