【 #神域リーグ2023 ファイナル第1試合観戦記】一人の漢と麻雀の物語　連覇へ、そして麻雀へ　歌衣メイカの想いよ届け【文 #後藤哲冶 】

試合後、余韻に浸る漢が一人。

「ホッとした」

ふとした時に零れたその言葉に、歌衣の今シーズンが詰まっていた。

苦しい時期が長かった。段位戦でも勝てない日々が続いた。
麻雀を勉強するにつれ、自らのスタイルとの相違に悩むこともあった。
勉強して強くなっているのかどうかすら、分からなかったかもしれない。

けれど今日。
教えを活かして。最高のアガリを掴み取って。
最高得点賞まで辿り着くことができた。

その最高の成功体験を忘れず、これからも歌衣と麻雀の物語を魅せていって欲しい。

ここでは記さないが、この記事を読んでいる中にはファイナルの結果を知っている人が多くいると思う。

その結果を受けて。
来年がどうなるかは、わからない。わからないが。

麻雀で、神域リーグで繋がったこの２人の絆が、無くなることなんてない。

願わくばどうか。
チームアトラスが、そして神域リーグが、来年もその先もずっと、続きますように。