【 #神域リーグ2023 ファイナル第2試合観戦記】天開司　それは、麻雀を愛した男の名前【文 #後藤哲冶 】

２位に、因幡はねる。
インタビューですぐ、最後のトップを狙ったリーチが通らなかったことを悔やむ辺り、トップが欲しかったことがひしひしと感じられた。
ヘラクレスは２位２位で、首位のままアンカーに繋ぐことができた。
あとは、レギュラーシーズンでも大活躍した、きらめ大明神の出番だ。

トップを持ち帰ったのは、天開司。
これでグラディウスは、僅かながら優勝への可能性が残った。
インタビューに空元気ではなく、本当に嬉しそうに入ってくる天開の姿に、思わず笑顔になってしまう人も多くいただろう。

ファイナルを終え、表彰式も終わった後。
ゼウスの天宮こころを中心に、神域リーガー全員から天開への素敵なプレゼントがあった。

全員から、天開への感謝のメッセージ。
今年も神域リーグを運営してくれた天開への、お礼。

苦しい事も沢山あった。
麻雀を嫌いになりそうな時だってあったかもしれない。

けれど、天開司が努力してきたことを知っている皆は。
天開司が麻雀を愛していることを知っている皆は。

全員が、貴方に感謝しているんだよ。

――麻雀を愛した一人の男へ。

最高な大会を開いてくれて、運営してくれて。
本当に、ありがとう。