（左から）堀慎吾 岡田紗佳 内川幸太郎 渋川難波 森井巧監督 ©Mリーグ
「オフシーズンにすごくコキ使われたので、開幕を待ちわびていました。主に渋（渋川難波）と一緒にいるときですね。毒にも薬にもならないようなくだらない企画をいっぱいやってきましたが、ファンのみなさんに喜んでいただけるのなら良かったかなと。それだけですね」
「オフシーズンにMトーナメントで優勝できましたし、『ホリシブ』もついに勝ったので、勢いはあります。やっと開幕を迎えられたなという気持ちですね。今シーズンは気が楽というか、最初ほど緊張することもないと思います」
「開幕前に壮行会をして、これからいよいよ始まるんだという自分たちの意識もできますし、『桜援』の気持ちをたくさんもらえたので、また頑張って、いいスタートを決めたいと思います」
「サクラナイツとしては初めてレギュレーションにかかる可能性がある年ということですが、最初から不安に思っていてもいい麻雀が打てるものではないので、まずは当初の目標通りに優勝を目指して『新しいシーズンを頑張るぞ』という気持ちでいきたいと思います。
昨シーズンはセミファイナルで敗退して、ファイナルの舞台に残れませんでした。僕らも初めて外からファイナルを見るという経験をして、寂しい思いがすごく大きかったです。あの感動の中に自分たちがいないことが辛いというか、喪失感のようなものを強く感じたので、まずはしっかりファイナルに残りたいです。チーム初年度からの目標でもある『常にファイナルに残るチーム』というのをもう一度思い返して、しっかり戦いたいと思います」
森井巧監督
「僕らのやることは毎年変わっていません。いかにレギュラーシーズンをしっかり勝って、セミファイナルを優位な状況にしてファイナルを迎えられるかどうかをチームとして考えながら打つのは変わっていないと思います。僕らとしてはいろいろなイベントやチームとしての活動がすごく多かった中で、ファンの方にはいろいろなコンテンツを提供しつつ、それぞれ研鑽を積んでいただいたかなと思います。非常に楽しみなシーズンになるのではないかと思っています。
昨シーズンはホリシブ（堀慎吾・渋川難波）が非常に不調だったので、オフシーズンにはタッグマッチみたいなこともやったりして、負の印象を払拭するところからできたのではないかと思っているので、今シーズンもこの2人の活躍には非常に期待し、楽しみにしています」
―渋川選手に伺います。Mトーナメントの優勝はご自身の中ではどのような位置づけになって、どのように今シーズンに生かしていきたいですか？
「Mトーナメントでは腕を振って、自分らしくノンプレッシャーでやりたいように打とう、オフシーズンでやってきたことを出そうと思ってやった結果、配牌やツモが良かったのはもちろんですが、それで勝ち上がれて優勝になり、自信につながりました。やってきたことは間違いではなかったなと思いますし、このまま自信を持ってシーズンに入れるのが一番うれしかったです」
―岡田選手に質問です。今シーズンのユニフォームデザインのポイントはどんなところでしょうか？
「優勝した年のイメージに戻したいと思って、白ベースにしました。胸元の桜は昨シーズンと近いイメージです。あと、スポンサーが増えたので、見えやすいようにしました」
（敬称略）
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏（麻雀解説者・Mリーグ審判）との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。
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