逆風の中、勝又健志が作り上げた美しき1,000点【Mリーグ2023-24観戦記 9/25】担当記者 #江崎しんのすけ

「勝ったり負けたりなんで」とインタビューに応える勝又の表情は、少し曇っていた。託された序盤戦で監督の信頼に応えられる結果が欲しい気持ちがあったのかもしれない。

結果こそラスで終わってしまったが、南3局の美しい1,000点からオーラスの攻防まで、勝又の強さが凝縮された1戦だったように思える。

美しい局を積み上げていった先に、栄光が待っている──

賽の目は誰も予測することができないが、麻雀とは、Mリーグとはそういう存在であってほしいと切に思う。

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