ラス目でボロボロな配牌をもらっても丁寧に進めていくのが繊細なる超巨砲。
配牌ゼロから始めるチートイ生活は
オール手出しで10巡目にリーチが入り、一発ツモって裏ドラ2枚。
配牌からは想像できないハネマンのアガリになりました。
さらに松ヶ瀬選手は2枚目のポンからチーと仕掛け
「2枚目のポンのホンイツならドラのがトイツ以上のことは少なそうだし、そもそもまだテンパイしてない可能性のほうが高そうだな」と、将来の危険牌を先に切っておく感覚で園田選手からがツモ切られ
ドラのがトイツになっているホンイツの登場。
まさかの放銃に「最初のが打たれた直後に重なってしまったのか…」と、悲しみの表情を見せていましたが
松ヶ瀬選手は1枚目のに魂のスルーを入れていました。
読みと心中した結果、松ヶ瀬選手に一本取られ手痛い放銃となった園田選手。
ラス目で迎えたオーラスは、アガリトップの人が2人いる連荘しづらい苦しい親番でしたが
元々降りなそうな点数状況の堀選手からのリーチが入り、俄然やる気が増してきました。
これでアガリトップの2人が降りて堀選手との1対1の勝負になれば突破口が見えてきます。
すると最高の形で追いついた園田選手。
ピンフ赤・高め三色のリーチをかけると
土壇場での逆転劇。
リーチ・ツモ・ピンフ・三色・赤は6,300オールと供託リーチ棒もたくさんゲット。
一撃100ポイント以上の価値のあるアガリが出ました。
次局はリーチをかけると流局ノーテンで終われないのでリーチ判断が難しい中
この場面でのカンは愚形界最強の待ちと判断してリーチを選択。
もう少しテンパイが遅ければリーチを打たずに流局逃げ切りを目指していたところでしたが
ここでもギリギリのラインを攻めて最高の結果に結びつけました。
最後は「もう勘弁してくれよ」といった感じの松ヶ瀬選手のアガリで試合終了。
園田選手は個人3連勝でガッツポーズも綺麗に決まり
三度目にして腕を下ろすタイミングも完全にマスターしていました。
日本プロ麻雀連盟所属16年目。
一日中麻雀観るか野球観るか漫画読むかして、たまに寝る。
Twitter:@koshishi0610