譲り受けたのは三人分の”チャンス”……戦闘民族・鈴木優はMVPへの道を突き進む【Mリーグ2023-24観戦記 3/28】担当記者 渡邉浩史郎

醍醐からの出和了りは、この半荘のトップを決定づけるに値するものであった。

終盤にもつれ込ませての二度の大物和了りを手にした優。最後は追いすがる寿人に対して電光石火の和了りを決めて、+62.8pt。

瑞原 378.4pt
優  350.4pt

チームメイト瑞原の大きな背中を捉えた。

さらに連闘をした優はここでも特大のトップを決め、次点と成り得る勝又に……

131.8ptの条件を突きつけた。さらにここでのチームポイント150の上乗せで、パイレーツは887.6ptにてレギュラーシーズン通過となった。

チーム全員の思いを背負い、最高の内容と最高の結果を見せた鈴木優

優の今期を振り返ってみて、筆者が一番印象的だったのは下の場面だ。

5連勝前、10/27の第一試合。生牌【中】ホンイツのたろうとリーチの多井にぶつけに行って、8000の放銃でこの半荘ラスとなった。
「押しすぎでは?」というコメントも多い中、優は自身の検討配信でおよそ一時間、この選択を視聴者に丁寧に説明。
そのうえで最後に「たくさんのコメントいつもありがとうございます。僕が思ったこと、感じたこととしては、見返したうえで【中】を同じ局面で切りますというのが答えです。」と締めた。
実際にその後、トップ目からも強気の押しで逃げ切りとなる和了りを決めて5連勝を達成したのは記憶に新しいだろう。

https://note.com/kinma/n/n829128e7c745?sub_rt=share_sb

減点式の優が最高の内容と締めくくったこのレギュラーシーズン。
勢いそのままに、パイレーツはセミファイナルへと舵を切った。

いよいよ泣いても笑っても明日、レギュラーシーズンが終わりを告げる。

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