滝沢和典、勝利を削り出した氷の打牌【Mリーグ2024-25観戦記 11/19 第1試合】担当記者 #東川亮

もちろん、選択が変われば結果も変わる。ただ、結果的にはこのアガリが松本の追撃を封じ、オーラスに選択を強いて、最後の700点差を削りだしたのだった。

試合後、滝沢は大阪で出会った子どもたちとのエピソードに触れられ、「1戦目までなら見られるから」と語り、最後にメッセージを送った。

「2戦目は少しだけ見て、歯を磨いて、よく寝てください」

滝沢和典、打牌はクールでも、一度卓を離れれば心温かな男である。

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