もちろん、選択が変われば結果も変わる。ただ、結果的にはこのアガリが松本の追撃を封じ、オーラスに選択を強いて、最後の700点差を削りだしたのだった。
#滝沢和典 選手より意気込みコメントをいただきました!#KONAMI麻雀格闘倶楽部#Mリーグ pic.twitter.com/PTH0X2AEVX
— KONAMI麻雀格闘倶楽部@Mリーグ【公式】 (@mfcmleague1) November 19, 2024
試合後、滝沢は大阪で出会った子どもたちとのエピソードに触れられ、「1戦目までなら見られるから」と語り、最後にメッセージを送った。
「2戦目は少しだけ見て、歯を磨いて、よく寝てください」
滝沢和典、打牌はクールでも、一度卓を離れれば心温かな男である。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。