伊達の手が止まる。

そして、打ち出されたのは…

なんと!

「のターツを残した場合、一方の
のノベタンがすごく場に切られて弱くなった。それよりも、
を雀頭に固定して
とピンズの横伸びが自分の都合的に良いと思った。」
対局後にそう語った伊達。
冷静に場況を把握した結果、優への放銃を回避。
その直後、

白鳥がイーシャンテンから切り出したに優が反応。


カンから
の変則3面チャンへ渡った。
それならば。

このは通る!
高め一気通貫のとこちらも3面チャンのテンパイを入れてリーチを被せていく。
伊達が好判断でこの局が続いた結果、この男にもチャンスが。

先ほど「意地」で残したがトイツになってようやくテンパイ。
遅ればせながら追いかけリーチを放った。
3人のめくり合い。
勝者は?


本田だ!
リーチツモタンヤオドラの2,000−4,000ツモアガリで、伊達との差を広げることに成功した本田。
二人の着順は最後まで動かず、このゲームは雷電が1着順分のポイントを押し戻した。
天王山前半戦を終えて、各チームのポイントは以下のとおり。

ボーダー争いは麻雀格闘倶楽部が116.8ポイント先行しているが、月曜の2試合を終えてこの差がどうなっているのか?
セミファイナルシリーズはいよいよ佳境を迎える。
5月1日に笑っているのはどちらのチームか?
終盤の攻防が楽しみだ。
\近代麻雀シリーズ 新刊情報/