この世に3枚しかない美しい赤い華、赤を2枚使える形で持っている。
男たちにとって遠い遠いマンガンなのだが、浅見はその打ちまわしもさることながら自然とできていく。

5巡目にはダブ赤赤のマンガンテンパイ、待ちは
。
思わず解説の下石戟も「なんでこんなタイミングええねん」とツッコミを入れてしまう。
私も試合を見ながら思っていたので、上手に代弁してもらった。

柴田はのドラが暗刻の勝負手であったため、浅見に危険とわかりつつも
を勝負。

見事ダブを残し、重ねた浅見がマンガンのアガリに。
このアガリが決め手となり、浅見は見事トップを守り切った。

この勝利で浅見は園田に次いでドリブンズのポイントゲッターとなり、すでに100pt以上のプラスを持ち帰っている。
「浅見が入ってから楽屋がとても明るくなった」と麻雀の結果だけでなく、持ち前の明るさと聡明さで選手がパフォーマンスを発揮しやすい環境づくりをサポートしている。
今後、浅見はドリブンズにとって勝利の女神となるか。
家庭もMリーグの楽屋も女性が強い方がうまくいくのかもしれない。

日本プロ麻雀連盟所属、プロ歴2年目。
英語、イタリア語が話せる。
麻雀プロの活動を中心にするため大企業を退職し、京都に家族を置いて上京。
現在は日本プロ麻雀連盟本部道場でスタッフとして在籍中。
いつかは書かれる側を夢みておもろい麻雀と服装を実践中。
X:@taknakano
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