寒雷!万雷!喝采!瀬戸熊直樹、萩原から受け取った閃光のバトン【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 1/12 第2試合】担当記者 渡邉浩史郎

先制したのは瀬戸熊。待ちは一枚切れの【3ソウ】【6ソウ】と、お世辞にもいい待ちとは言えない亜両面。
しかし瀬戸熊はリーチに踏み切った。


そこに一発目から快音を響かせて押したのは多井。

永遠のライバルたちのめくりあい。Mリーグという舞台での、29回目の戦いを締めくくったのは。

冬の夜に落ちた、一つの寒雷。鳴り響いた!

万雷! 喝采!

瀬戸熊が親番で内川を捲りきり、雷電の同日連勝となった。

本日開始時点で200近くあった雷電とフェニックスの差はここまで縮まり、改めて直対の恐ろしさを実感させる試合となった。

さて、本日瀬戸熊が落とした寒雷だが、実はこれは余波ともいえるもの。
もしかしたら私含めた一部の視聴者には、瀬戸熊の勝ちを予感していたものもいるのではないだろうか。

去る2026年1月10日。瀬戸熊が所属している日本プロ麻雀連盟のリーグ戦、鳳凰位戦の最終節が行われていた。
瀬戸熊は長年活躍していたAリーグから無念の降級。今はB1リーグに所属している。
そしてそこでも苦境に立たされていた。

下位4名が降級の中、最終1半荘を残して瀬戸熊はこの位置。一発・裏ドラがなく、順位点はトップでも最大+12しかもらえない日本プロ麻雀連盟公式ルール。
残留するためには最低でも65000点クラスのトップが必要だ。
1年リーグ戦をやって一回クラスの大トップ条件。

瀬戸熊の卓は放送ではなかったため、詳しくは見れなかった。しかし終わったときにこの表はこう変わっていた。

単純計算で90000点クラスのトップ。
そう、この土壇場で”アレ”が出たのだ。

そのままクマクマの波がMリーグに、とまでは行かなかったが、確実にクマの足音はMリーグにまで近づいてきているだろう。

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