U-NEXT Pirates 小林剛に絡みつく「ドラ切り包囲網」【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 1/22 第2試合(麻雀チャンネル)】担当記者 ゆうせー

園田だった!

「リーチ」

園田はリーチ宣言牌に、

【9ピン】ではなく、【6マン】を選んだ!!

これは、

上家の勝又が【東】を仕掛けたときに【9ソウ】を打ってきたので、789三色を警戒したのだそうだ。

一方で、対面の小林は手から【3ピン】を打ってきており、これは【6ピン】とのスライド(【3ピン】【4ピン】【5ピン】【6ピン】を持ってきて【3ピン】を切ること)が濃厚だ。となると、【6ピン】【9ピン】待ちはないので、ここに【9ピン】は通りそうである。

また、負けている親番ならまずリーチにくる、という読みもあって、【6マン】が小林のダマテンに刺さることもなかなかないと考えたそうだ。(YouTube『その研-園田賢の麻雀研究所-』より)

また、下家の白鳥については、誰にも通っていない【5マン】を切ってきたものの、先ほど【3ピン】を「考えて鳴かなかった」ことから、アガリに近い状態ではない、と読んだそうだ。

ここで【9ピン】を打たなかったことが、

【9ピン】のカンに繋がる。

園田は打点アップ。

小林はイーシャンテン。

欲しいのは、【3マン】【6マン】【5ソウ】【6ソウ】【7ソウ】【9ソウ】

そして、白鳥のところへ、

「園田の現物」【6マン】がやってきた。

【9ピン】ではなく【6マン】を切ってリーチをしたことで、

園田の河に並ぶこととなった【6マン】

小林の欲しい【6マン】

その小林はツモ切りが続いている。【6マン】はロンされない。

白鳥は、しばし間をとった後、

【6マン】ではなく、【中】を打った!!!

園田には現物だが、小林や勝又には通っていない。

思考としては、

まず、小林や勝又への【中】の安全度に関して、

「園田が切った7巡目の段階で【中】がトイツであるなら、鳴いているだろう」

という読みがあった。

特に小林は、7巡目には「ドラを切って複数回手出しを入れている」状態だ。手牌の5ブロックはこの既に決まっていることが予想される。

鳴き主体という小林のスタイルを考えても、もし7巡目で【中】がトイツであったなら、確かにポンをしていそうだ。

そして、白鳥は自身の配信(YouTube『冥府ちゃん白鳥翔)』)で、「園田が【6マン】をアンコから1枚切ってリーチをした可能性」についても言及していた。

理由としては、

【1ピン】【3ピン】というドラ受け&親に安全なターツよりも、【6マン】【8マン】ターツが優先して残されることには違和感があるから、というものだった。

しかも、【9ピン】が手にあるわけだから、タンヤオでもない。

ならば、【6マン】【6マン】【6マン】【8マン】から【6マン】【6マン】【6マン】にしての、【6マン】切りリーチも可能性としては残る。アンコのことも、あるだろう、という考えにたどり着く。

そして、園田の手に【6マン】【6マン】があるとすれば、【3マン】【6マン】のスジに関して、白鳥から7枚が見えていることとなる。もし園田がアンコ切りをしていなくとも、白鳥視点では5枚見え。

この「薄いと分かっている」【3マン】【6マン】は小林に鳴かれる可能性がある。そして仕掛けられた場合、アガリやテンパイで、不要な連荘を生んでしまうことも大いにあろう。

だから白鳥は、安易に【6マン】を打たずに、読みを入れて1枚切れの【中】を打ったのだった。

素晴らしいプレーだ。

ここで【6マン】を白鳥に止められた小林。

この局、

テンパイは入らなかった。

局の最後には、

「ツモ」

園田がリーチツモハイテイ裏裏、2100-4100のアガリを決めた。

小林の早いドラ切りに対して、他3者がきちんと対応した一局だった。

もちろんこれは、局単位、半荘単位で有利になるように考えた末の行動だ。チームのトータルポイントを意識した打ち筋ではない。

しかしながら、何としてでも浮上したいPiratesにとっては、歯がゆく、そして厳しく感じられた局であった。

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