ここから無筋を切り飛ばしたとしても、誰が文句を言うだろうか。
それでも、堀はチームの勝ち筋を残すために撤退を選択した。

この流局がKADOKAWAサクラナイツの勝因となることを切に願う———
南3局

このトップ争いに終止符を打つため、親番の滝沢がリーチをかけた。

を手元に手繰り寄せ、捲った裏ドラは
。
僥倖の6,000オールとなり、追い縋る仲林を突き放す。
南4局3本場

立ち向かう者は誰も居ず、2,000-4,000でゲームは終了となり、堀とKADOKAWAサクラナイツにとって最悪な一日は幕を閉じた。

残り32試合で、ボーダーまで400p差。
それでもKADOKAWAサクラナイツなら、堀慎吾ならば、奇跡を起こしてくれるはすである。
小さな天才が、このまま負ける姿は今もまだ、想像が付かないのだから。

坪川義昭(つぼかわよしあき) 日本プロ麻雀協会5期前期生。雀王戦B1リーグ所属。行政書士法人石田事務所に勤務。 https://www.ishida-tomoyuki.com X(旧Twitter): @eehounotsubokku
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