長年にわたって麻雀を研究し続け、非常に高い見識を持つ古久根英孝。
彼の目を引いたMリーガーの選択とは。
白卓第1試合
■攻守に転換を繰り返す元太の麻雀
東1局1本場、竹内さんが7巡目に2シャンテンで
をトイツ落としするんです。ダブ
で1枚切れていますけど、普通は東を切らずに、![]()
と切るような手だと思います。たぶん、カン
に感触があるんだと思うんですよ。彼はベースが守備的なんですけど、この
切りは完全に攻撃的で面白いなと見ました。
その後、9巡目にツモ
で
を切り。カン
とソーズのリャンカンで、1シャンテンを狭くして
を残すんです。こう打つ人はほとんどいないんですよ。1枚目の
を切ったところは攻撃的だったんですけど、カン
を引いていい形がなくなったので、守備に転換したのだと思います。そして面白いのが、今度は
が暗刻になったら
を切って、また攻撃に転換していると見えます。
そこから先制リーチが入った後に追っかけリーチをするんですけど、待ちの![]()
はリーチの捨て牌に1枚ずつ切られていて、4枚見えているので、ほとんどの人がダマテンにするかと思います。でも、テンパイ打牌の
が目立つ牌なので、勝負にいったんだと思いますね。これをツモって2600オール。
彼は独特でベースが守備なんですけど、守備から攻撃、攻撃から守備と、1つの局で転換を繰り返している感じでした。彼独特の麻雀で、これでトップを獲ったかなと思いましたね。完璧でした。

麻将連合所属。
かつて所属した最高位戦日本プロ麻雀協会では最高位を3度獲得するなど活躍。
RMU設立への参画を経て、2010年からフリープロとして対局解説や後進育成などをメインに活動する。
2025年、麻将連合に入会し15年ぶりにプロ業界に復帰、2026年1月より認定プロとなる。
















