激しい激突、昂る醍醐大の指先【麻雀最強戦2026 超頭脳合戦】観戦記【決勝卓】文:坪川義昭

激しい激突、
昂る醍醐大の指先

【決勝卓】担当記者:坪川義昭 2026年9月20日(日)

麻雀最強戦2026超頭脳合戦も遂に最終戦を迎え、醍醐大がお馴染みのセガサミーフェニックスポーズで入場する。
麻雀プロならば、生涯に一度は獲得したいタイトルが最強戦だ。
ファイナルへ進出は目の前であり、否が応でも力が入る。

東家:村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)
南家:醍醐大(最高位戦日本プロ麻雀協会)
西家:渡辺太(最高位戦日本プロ麻雀協会)
北家:梶梨沙子(最高位戦日本プロ麻雀協会)

錚々たるメンバーの中で、決勝に勝ち進んだのは上記の4名である。
超頭脳合戦とはいえ、最後の一席を争う闘いは捨て身のぶつかり合い。
果たして、誰がファイナルへの切符を手にするのか────

東2局

親番の醍醐が【白】を仕掛けた。
形は苦しいが、親であれば当然仕掛ける一手。

南家の太が懐の深い一打を見せる。
ストレートに手を組まず、イッツーとタンピンの両天秤で【9ピン】切り。
非常に趣のある手組みだ。

一枚切れのカン【4ソウ】はヤミテンとし、リャンメンに振り替わったところでリーチといく。

【6マン】のアンカンを挟んで、流れるような2,000-4,000。
やはり、この男に隙というものは存在しない。

東3局

先制リーチは西家の村上。
高目のドラでツモアガリを決めたいところ。

宣言牌の【3ソウ】でポンテンを入れた太が攻め返す。
こうなれば、どちらかの手牌が倒れるまで捲り合いとなる。

ここに醍醐も追い付き、参戦。
奇しくも村上とオナテン【6マン】–【9マン】の追っかけリーチだ。

2軒リーチに発展しても、太の判断は変わらない。
二人の共通現物がない以上、自身のアガリを求めた方がマシなのである。
撃ち抜いた【6マン】に村上と醍醐の声が被った。
手牌を倒すことが許されたのは村上で、裏ドラを捲ると望外の【白】が卓上に転がる。
太の8,000点放銃で、ゲームは振り出しに戻った。

東4局

攻め続ける太が先制リーチを打つ。

同巡に追い付いた、醍醐もリーチ。
捲り合いの第二ラウンドが開始だ。

ここは醍醐が自ら【6ソウ】を引き当て2,000-4,000。
たった一撃で、ラスからトップになる程の混戦である。
この程度で勝負は決まらない。

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