自分のテンパイだけに目が向きがちな場面で、状況全体を整理し最適解を選択するのは簡単ではない。21歳とは思えない冷静さと視野の広さを感じさせる一打だった。
しかし、最後のツモでもテンパイできずに、岡田はノーテンのまま終局。
菅原が逃げ切りとなった。
岡田は東2局のアガリ競争で満貫放銃となったのが痛く、その後は流れを掴めないまま敗退となった。
勝又は東3局で岡田の仕掛けに対応して満貫をものにするなど、随所にMリーガーらしい勝負強さを見せた。しかし南2局の放銃が最後まで響き、巻き返しはならなかった。
瀬戸は南1局の清一色やオーラスの立ち回りは見事で、結果には結び付かなかったものの雀力の高さを強く印象付けた。

Mリーガーのプライドと、Mリーガーを目指す選手たちの夢が交錯した「Mの乱」。その頂点に立ったのは菅原だった。東2局の七対子への決め打ち、南2局のホンイツ七対子など、勝負どころで積み重ねた高精度な判断が優勝へとつながった。歓喜の余韻も束の間、次なる舞台は最強位を懸けたファイナル。「Mの乱」を制した菅原が、最高峰の戦いでどんな物語を描くのか注目したい。

麻将連合所属。キャッチフレーズは〝ミスター赤シャツ〟。
平日は情報通信関連の株式会社エネコムに勤務し、週末は麻雀活動に全力投球。広島で『いきいき健康麻将風鈴』で麻将連合『μ道場』の運営を担当。麻雀最強戦2025「政権抗争勃発」に出場し決勝卓に勝ち進むも、滝沢和典への国士無双放銃で散った。
















