Mリーガーvs
次期Mリーガー候補
明暗を分けた
滝沢和典へのハネ満放銃
麻雀最強戦2020
最強の麻雀戦術本プロ決戦
【A卓】担当記者:masasio 2020年5月10日(日)
待ちに待った放送対局だ。
皆さんご存じの通り、新型コロナウイルスの影響により様々な対局が延期、又は中止になっている。
緊急事態宣言が延長されている中での開催ということで、賛否両論あるところかもしれないが、開催される以上は各選手の素晴らしいパフォーマンスを期待したいと思う。
写真の通り、司会進行の人数を減らし、卓にアクリル板をつけての対局となった。
選手もマスクをつけての対局ということで、いつもとは違う雰囲気が流れている。
各選手ともここ1か月ほどは麻雀を打つ機会も激減していることだろう。そんな中で普段通りの実力を出すことができるかどうかにも注目したい。
今日の対局は「最強の麻雀戦術本プロ決戦」
A卓はMリーガー2人に他2名が立ち向かう構図になった。
選手紹介
東家スタート
日本プロ麻雀連盟所属
MリーグEX風林火山所属
実に7冊もの戦術本を書いているという滝沢。
今日の「最強の戦術本プロ決戦」は滝沢のためにあるといっても過言ではない。
惜しくもMリーグではレギュラーシーズンで敗退してしまったが、その悔しさを晴らすことができるだろうか。
南家スタート
最高位戦日本プロ麻雀協会所属
鈴木 優
最強戦の申し子としてその名を知らしめたが、ここ数年は目立った活躍ができておらず、本人も悔しい思いをしているだろう。
鈴木は「1秒で見抜くヤバい麻雀心理術」という戦術本を書いている。
対局者の目線や、切るときの間などを読みの材料にするという、あまりないタイプの戦術本だ。
その深い洞察力を活かして、Mリーガーの壁を打ち破ることができるのかに注目だ。
西家スタート
日本プロ麻雀連盟所属
Mリーグ EX風林火山所属
言わずと知れた麻雀IQ220を誇る、勝又が登場。
戦術本「麻雀IQ220の選択」ではMリーグでの実践譜をもとに高度な思考を解説している。
非常に読みが鋭い選手であることは間違いないが、鈴木、渋川の両選手とは対戦経験も少なく、もしかしたらやりにくいかもしれない。
滝沢と同じく、Mリーグの無念を晴らしたいところだ。
北家スタート
日本プロ麻雀協会所属
今期のMリーグでは解説として登場している渋川。その圧倒的な状況把握の速さに驚かれた方も多いのではないだろうか。
渋川といえば、著書「魔人の読み」にもあるように恐ろしいまでに深い読みが持ち味だ。
この最強戦の舞台でも「魔人の読み」が見られるだろうか。