トランプ大統領の主観をチクり! サイバーエージェント社長・藤田晋の著書「仕事が麻雀で麻雀が仕事」で語るビジネス論が熱い件

トランプ大統領の主観をチクり! サイバーエージェント社長・藤田晋の著書「仕事が麻雀で麻雀が仕事」で語るビジネス論が熱い件

「藤田は勝負強い!」

ビジネスの世界でもそう呼び声の高いサイバーエージェント・藤田晋社長による「勝負強さ」を身につけるための実践記が麻雀ファンだけでなく、麻雀を知らないビジネスマンの間でも話題を集めている。キンマWebでは2018年8月に発売された著書

「仕事が麻雀で麻雀が仕事」

の中から、作者・藤田晋氏が特に伝えたい、麻雀を知らない人が、麻雀に興味を持ってもらえるような記事を抜粋して紹介していきます。

 

 

【現実は必ず主観に勝る】

サイバーエージェントは上場企業なので、時折自分たちの戦略を発表する必要があるのですが、すると必ず外野から同業者、もしくは評論家みたいな人が現れて、もっともらしい理屈を並べて否定してきます。そういう人に何かを言い返しても、口で論破しようとするので私はアホらしくなってしまいます。結局やるのは我々なのだから、時間をかけて結果で黙らせるしかないのです。口で勝っても意味がありません。
そして時間をかけ、商品をヒットさせたり、業績が上がったり結果が出ると、今度は「そんなものはヒットしても意味がない」とか「業績が良くても中身が悪い」などと言ってくる人もいます。一体何がしたいのでしょう?どんなハイレベルな仕事をしている人か知りませんが、ただの負け惜しみにしか聞こえません。ヒットや好業績は「現実」であり、意見はその人の「主観」です。ビジネスマンなら「売れた」という厳粛な事実の前にはどこまでも謙虚であるべきです。
2016年の米大統領選挙では、クリントン氏と散々な中傷合戦を繰り広げた挙句、劣勢に立ったトランプ氏が「この選挙は不正だ。自分が負けたら結果を受け入れない」と発言し、世界を呆れさせました。自分の方が優れた大統領だと考えるのはトランプの主観であり、選挙結果は現実です。それが受け入れないとすれば戦争を繰り返すだけなので、民主主義への冒涜と批判されたのです。
麻雀は、何切る?問題一つとっても色んな考え方があるように、様々な麻雀観が存在しています。正着が何かを討論するのが好きな人もいますが、根底にある麻雀観が違えば宗派が違うようなもので、どこまでいっても噛み合うことはないでしょう。自分の麻雀理論を語り、相手を論破しようとする人もいますが、それは意味のないことです。
勝った人は強い。しかし、強い人が勝つとは限らない、それだけが事実です。そのことを常に自分に言い聞かせるところにしか、麻雀もビジネスも突破口はないのです。
※サイバーエージェント社長・藤田晋 著「仕事は麻雀で麻雀は仕事」より抜粋