仕事を忘れて完璧に没頭できるのは麻雀しかない! サイバーエージェント社長・藤田晋の著書「仕事が麻雀で麻雀が仕事」でも説く雀荘のススメ。

仕事を忘れて完璧に没頭できるのは麻雀しかない! サイバーエージェント社長・藤田晋の著書「仕事が麻雀で麻雀が仕事」でも説く雀荘のススメ。

「藤田は勝負強い!」

ビジネスの世界でもそう呼び声の高いサイバーエージェント・藤田晋社長による「勝負強さ」を身につけるための実践記が麻雀ファンだけでなく、麻雀を知らないビジネスマンの間でも話題を集めている。キンマWebでは2018年8月に発売された著書

「仕事が麻雀で麻雀が仕事」

の中から、作者・藤田晋氏が特に伝えたい、麻雀を知らない人が、麻雀に興味を持ってもらえるような記事を抜粋して紹介していきます。

 

 

【仕事を忘れられる】

経営者である私が麻雀にのめり込んでいる理由の一つは、「麻雀のときだけは完全に仕事を忘れられる」からです。忘れられるというより、脳内が忙し過ぎて他を考える余裕が全くないと言った方が適切です。麻雀中は自分の手牌進行だけでなく、河の状況から相手の手を読み、残りの山を読み、相手3人の心理状態を読み、深く考え抜くと同時に、表情、動作など一瞬の違和感も見逃さないよう、毛穴の先まで集中しています。ゴルフやマッサージなどで仕事を忘れられると言う人もいますが、これほどまでに完璧に忘れられるのは麻雀の他にありません。

時間も潰れますが、人間暇を持て余すとろくなことがありません。仕事のことで必要以上に悩んでしまうばかりでなく、お金があって暇だと、不動産でも買おうかな?とか、浮気でもしてみようかな?などとつい余計なことを思いついてしまうものです。

「仕事を忘れられる」は長く仕事を続けていくなら必要なことです。駆け出しの頃と勝負所は100%仕事に集中した方が良いと思いますが、結局仕事は長期戦です。安定して戦い抜くために、時には仕事を忘れるスキルを身につけておくと良いでしょう。

私が20代の頃、ネットバブル崩壊後になんとか危機を脱し、3年で黒字化する計画を立てました。逆に言えば3年は赤字が続くということです。その時間を如何にやり過ごすか、私は当時楽天の三木谷社長に相談しました。「趣味を持ちなよ。ゴルフか乗馬かワインかな」そうアドバイスをもらってゴルフを始めました。ゴルフにハマっていた期間は今振り返れば救われました。赤字の会社を経営しながらあまり根詰めて目の前の現実と不安な未来に向き合っていたら、気がおかしくなっていたかも知れません。たまにインタビューなどで「逆境をどうやって乗り越えたのですか?」と聞かれると、「ただ時間をやり過ごしました」と答えています。

恋愛においても、時間を持て余すとろくなことはありません。LINEが既読なのに返事がこないからといって暇な人が悶々と考えていたら、ネガティブな想像をし始めます。既読スルーの理由を思い切って問いただしてみても、その間相手が仕事に忙殺されていたとしたら、気持ち悪がられるだけです。恋愛も気持ちの余裕が大切です。自分の方が思い詰めてると感じたら雀荘に出かけましょう。
※サイバーエージェント社長・藤田晋 著「仕事は麻雀で麻雀は仕事」より抜粋