
高レートしか打たない
エリート・ビジネスマンたち
「点ピンの目クサレ麻雀なんか時間の無駄。汚い子と遊ぶとアルマーニのスーツが汚れる。近寄らないでおくれざんす」
かつての西原理恵子さんの漫画に良く登場していた、大手広告代理店のMさん。
そういえば、Mさんと一度も点ピンで打った記憶がありません。
「強い末井さんや西原さん相手に、運良く勝たせてもらいましたので、銀座で高級寿司をごちそういたしましょう」
「ラッキー、さすがMさん」
もちろん経費で落とします。
さすがなのはMさんではなくて、広告代理店なんですね。
「みなさん、来週あたり伊豆の高級温泉旅館で、麻雀というのはどうでしょう?
もちろんご招待いたします」
もちろん、経費です。
これでは、Mさんにカモられても文句は言えません。
当時はバブル経済全盛の時代だったせいもあり、なんと北海道まで麻雀をしに行ったことがあるんです。
●勝てそうなメンツで
●高レート
●かつ長時間勝負
Mさんが凄いのは、これだけ効率良く勝てる条件に恵まれていても、さらに
●勝率アップにこだわることです。
「すみません、ちょっと考えさせてください」
サクサク系のお客さんである、末井さんや西原さんを相手に、長考することも珍しくありません。
「通せ!」
「ロン!」
「か~っ失敗。やっぱりこっちだったか」
頭をかきむしります。
相手の高い時間コストを消費するディメリットはあるものの、
いっしょに楽しむというメリットの方が大きいのかもしれません。
Mさんは仕事がら、クライアントの社長や、タレントや作家ととも麻雀をすることも多いそうです。
マネをするのは難しいですが、麻雀の勝ち方としては、理想に近いパターンではないでしょうか。
ちなみに最近の西原さんは、六本木ヒルズのIT社長のみなさんたちとも、打つ機会があるそうです。
頭脳明晰でお金に余裕がある社長が多そうだから、麻雀などの勝負事も強いことが予想されます。
●勝てそうもないメンツで
●高レートで
●長時間勝負
にならないように気をつけてください。

(文:山崎一夫/イラスト:西原理恵子■初出「近代麻雀」2011年10月1日号)
●西原理恵子公式HP「鳥頭の城」⇒ http://www.toriatama.net/
●山崎一夫のブログ・twitter・Facebook・HPは「麻雀たぬ」共通です。⇒ http://mj-tanu.com/
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