【熱論!21人のMリーガー】黒沢咲・チーム雷電〜セレブ打法を陰で支える”胆力”と”守備力”〜

そしてを暗刻にして、上家からチーテンの取れるが!

…しかし、これも鳴かない!どこまでもセレブなアガリを追求し続ける黒沢。

さすがに2枚目のはポンしてテンパイに取った。

だがしかし、待ち牌はが1枚しかない…

と確認した直後、ラス牌のをツモって2000-4000のアガリ。

おそらく大多数の打ち手は1枚目のをポンしていただろう。

しかし黒沢は鳴かない。鳴ける牌が出てもノータイムでスルーする。

自分が納得いく形になるまでは、どんな誘惑が来ても我慢する。

この並外れた胆力があってこそ、セレブ打法が成立しているのだ。

一旦しゃがみこんで、その反動で高く高くジャンプするイメージだろうか。

そしてもう一つ、いくら点棒を稼いでも、それを守れなければ意味がない。

守備も出来なければセレブとは呼べないのだ。

 

11月30日(金) 第1試合

自身がトップ目で、2軒リーチを受けて現物が尽きた局面。

大多数の打ち手は、場に1枚切れのを対子落としするのではないだろうか。

ところが黒沢はを切らず、を打った。

確かにが見えているため、当たっても安そうだが…

ここで注目するのは村上の河。

村上はと手出しした後に寿人のリーチを受け、を手出しした。

親の現物といっても、を切っているのにあそこまでを引っ張るのはおかしい。

他に理由があるのではないか?

そう読むと、チートイツが本線に見えてくる。ならばは打てないというわけだ。

黒沢の読みはズバリ的中、村上は七対子の単騎待ちだった。

このような正確な読みと守備力もまた、黒沢の武器である。

紹介しきれなかったが、行かないと決めた時の黒沢は本当に固い。

一滴の水も漏らさないダムのような鉄壁っぷりを誇るのだ。

と、ここまで黒沢の隠れた素晴らしさを紹介してきた。

現在は個人成績2位と、1位の園田にやや水をあけられている。

チームとしてもプラス域の3位と、まだまだ油断はできない状況だ。

年明けの終盤戦は是非、セレブ打法だけでなく、黒沢の守備にも注目してほしい。

そして、みんなでまた女神様の笑顔を拝もうではないか。

(C)AbemaTV

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