を引いて打
。
を残したのが活きた形だ。
そして、

が鳴けた。

これでペンテンパイ。二人のアガリ勝負と思われたそのとき、
「リーチ」

満を持して、黒沢から親リーチがかかる。

雷電としても、ここが踏ん張りどころ。黒沢がこんなにも必死な表情をしているのは初めてだと思う。
さあ、めくりあいだ。

まずは、多井。

も
も危険牌だが…

バシッ!と切り。黒沢の第一打が
なので、愚形には当たりにくい
を切ったのだろう。
次は朝倉、

はドラそばでキツいところだ…

しかしこの表情。朝倉は完全に心を決めていた。

勝負。あとはもうこの手と共にどこまでも行くだけだ。
黒沢がツモれず、次は多井、

どちらも通っていないが…

打。
も
も残り枚数は2枚。
が2枚見えている分まだ
の方が通しやすいか。

1牌1牌、心臓が締め付けられる思いだろう。
次は朝倉、

これは選択だが…

打。
は1枚切れ。ドラは手に内蔵されている可能性が高いのも含め、単純枚数の多い方に受けた。

朝倉も一打一打、神経が磨り減るに違いない。
どちらがアガる…
次に黒沢が切った牌で、決着がついた。

河に打たれたのはだ。

悔しそうな表情で朝倉の手を見つめる多井。

一方、少し表情の緩んだ朝倉。

手役の可能性を見逃さず、一度は切ったを手に置いて方向転換を決めた朝倉が大きな大きな1勝を手にした。
インタビューで、

「残りの数少ない試合で人生が変わると思って試合に臨んでいる」
と語った朝倉。のしかかる重圧を、見事な打牌選択に昇華してトップをものにした。本人も語っていた通り、今までのMリーグの試合の中でもベストの内容だろう。
一方、2着で終えた多井も素晴らしい内容だった。続く2戦目も2着とし、堅実にチームポイントを増やした。多井の安定感のある麻雀はこれからの最終局面でますます頼りになるに違いない。
今日の2戦を終えたチームランキングがこちら。

いよいよ全チーム残り10戦を切った。
朝倉が口にした思いは、全選手が抱いているように思う。
まさに「人生を賭けたリーグ戦」Mリーグ。
我々視聴者も感情の起伏が激しい日々が続く。気づけばもう2月。7チームでのリーグ戦のクライマックス、12日にはいったいどんなドラマが待っているのか。