【中級戦術】咲乃もこが多井隆晴に学ぶ・17【魂天への道】

皆さんこんもこ!(•ᴗ•)
ゲームとお酒とカレーが大好きなVtuber咲乃もこ(さきのもこ)です♪
前最強位でRMU代表、渋谷ABEMAS所属の多井隆晴プロが指導して下さる魂天計画コラボ記事第17弾です!

今回も、私が実際に打った牌譜を見てもらいながら麻雀を教えていただきます!

東2局、配牌チートイツのイーシャンテン。
ダブ【東】【發】がトイツでトイトイも本線になってくるような良配牌。
皆さんは第1打何を切りますか?

 

私は【5ソウ】を切りました。

多井プロ「ちょっと待って。第1打、僕は【9ピン】打つな。【9ピン】打っているだけでチートイツが薄れる。
ここで【5ソウ】打っておいて次のツモがドラの【4マン】の時テンパイなんだけど、
第1打に【5ソウ】が置かれているだけで怪しまれる要因になってしまう。
それが【9ピン】【5ソウ】の切り順になるだけで、【2ソウ】のあがり率があがってくると思うんだよね。
この手基本はダブ【東】【發】があるからトイトイに行くと思うんだけど、
瞬間的に次のツモがドラで重なっちゃった時のチートイツのあがり率が変わるんで。
トイトイするにしても、鳴きやすさ変わってくるよ。ちょっと進めてみて」

もこ「確かに見え方考えるとそうですね! 進めてみます」

もこ「私このあと、【2ソウ】も切ってここでドラの【4マン】も切りました」

多井プロ「ダブ【東】鳴けたらもうトイトイだからドラは不要牌だよね。
ただこうやって【2ソウ】【4マン】って切っちゃうのはいけないんだよ。
こうなってくると、ダブ【東】でピンズが高いなって思われちゃう」

~巡目が進んで~

もこ「ほんとだ…!!! いつの間にか河がピンズになっちゃってる!!!!」

多井プロ「今回たまたま【發】鳴けたけど、絞ってくる相手とかだと【發】投げられなくなってしまうこともあるし、ピンズに染まってもいないのにまだ【1ピン】【3ピン】も鳴きたいなんて最悪なんだよ。
染まっちゃってれば全然良いんだけどね、ツモってくれば打点でカバーできるから。
でも今回の場合、切り順に工夫加えれば見え方も変わったし、ピンズじゃないのにピンズが止められるのは損でしかない。
ここで第1打【9ピン】を置いておけば【1ピン】【3ピン】のポンしやすさぐっと変わるから。
逆にマンズのホンイツに見えたりするんだよ?【9ピン】【5ソウ】【2ソウ】の切り順だと」

もこ「確かに! 自分の手の進行のことばかり考えてましたけど、見え方考えるのってすごく大事ですね…!!」

多井プロ「そうだよ。思いきり攻めるタイプ、思いきり守るタイプって麻雀にも色々な性格があるけど、
これは守られちゃうときつくなっちゃうから。
鳴きたいし勝負手なんだもんこの手。
鳴きたい手の時は河作り意識して鳴きやすくした方が良いよ」

もこ「確かに親にこんな風に仕掛けられると、警戒度高めますもんね。
私も手牌次第では軽率に【發】とか打たなくなっちゃうかもしれないです」

多井プロ「自分の河が他家からどう見えるか、考えて打ってみると良いかもしれないね!」

まとめ

自分の河が他家からどう見えるのか考えよう。

→今回の牌譜の河の場合、【1ピン】【3ピン】【發】とピンズや字牌に鳴きたいところが多い。
1打目に【9ピン】を置いておくだけでピンズへの警戒がやや薄れる。
【9ピン】を持っておくと一応ホンイツトイトイ等も残るが、既に12000の高打点が見えるためあがりやすさを重視したい。
今回の私の切り方だと、染め手でもないのに染め手にも見えてしまうためもったいない。

また、配牌もチートイツのイーシャンテンだったが、
19字牌が1打目であるときと、中張牌が1打目であるときは怪しまれ方も変わってくる。

自分の河が相手からどう見えるかを考え、あがりやすくなる1工夫を考えてみよう!

さいごに

「ターツが足りている時は危険な方から」と特に何も考えず手拍子に切ってしまいましたが、確かに【9ピン】を1枚置くだけで河から受ける印象は大きく変わるなと思いました。

自分が鳴けたりあがりやすくなったりする河作りの工夫、今後考えていきたいですね!

次回は12月30日(木)に掲載予定です♪

たかちゃんねる

咲乃もこ

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