思いっきり腕を振る!高宮まりが勝ち取った「有終の美」【熱論!Mリーグ/FS第22節】

 オーラストップ目。

分かりづらいが前巡にを切ってテンパイを取らなかった局面。

カンで即リーチでも十分だったとは思うが、役アリ聴牌も目指せるので、選択としてはあるところだ。

そして今裏目のを引いてきたところ。

 (寿人さんなら・・・前原さんならリーチだったかしら・・・)

麻雀に裏目はつきもの。これは仕方ない。

高宮はこのをツモ切ったのだが、解説の内川プロ、土田プロも指摘していた通り、ここはフリテンリーチをかけてはどうだっただろうか?

冒頭でも述べた通り、格闘倶楽部はアベマズとの3着争いが最重要課題だ。

もちろん現在大トップ目、松本は3着なので充分な状況なのだが、逆に言えばこれは絶好のポイントを稼ぐチャンスなのだ。

村上に倍満を放銃してしまうと逆転を許してしまうが、村上は亜樹との点差さえ保っていれば高宮がいくらアガろうと関係ない。

高宮には勝負してこないだろう。

松本、亜樹は勝負してくる可能性はあるが、最悪この二人に放銃しても自分はトップで終われそうだ。

もし仮にフリテンリーチをかけていれば・・・

村上はこの無筋のを押せなかった・・いや押さなかっただろう。

高宮とけんかする必要はないのだ。

そう考えると、そもそも最初のカンで即リーチの方がよかったような気がしてくる。

この辺りの状況に合わせた選択がより一層磨かれれば、益々の活躍が期待できそうだ。

さあ泣いても笑ってもあと2戦。

優勝はドリブンズ、準優勝は風林火山でほぼ決まりだろう。

問題は3位争い。

1000万円を手にするのは格闘倶楽部か?それともアベマズか?

優勝争い以外からも目が離せない。

(C)AbemaTV

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