「打点もアガリ率も枚数も場況も、その他諸々考慮して、最適解を出すのがデジタルだ」と、朝倉が打牌で表現しているかのように思えた。
2018年10月23日(火)2戦目
オーラスアガリトップの朝倉、
ここからをポン。
そして、打。のカンチャンというネックを解消しつつ、南バックでの最速のアガリを見た仕掛けだ。は重なりを見て手に残されることとなった。
実は、このとき勝又は、
既に待ちでテンパイをしていた。朝倉の積極的な仕掛けによってが打ち出されなくなり、もつれたこの局は結局親の茅森がアガって連荘。そして、次局に朝倉がアガり、朝倉は待望の初トップを手にした。
なんとも初々しい勝利インタビューだ。
2018年10月25日(木)2戦目
南場の親で朝倉が連荘中。
村上がここから打としたその瞬間、
ぐるぐる回るASAPIN’S EYE発動!その視線は、全選手の一挙手一投足をも見逃さない。
そして、村上にテンパイが入るも、リーチ宣言牌は朝倉のアガリ牌。
このアガリを含め親番で怒涛のアサクラッシュを決めた朝倉、自身2度目のトップを飾った。
2018年12月3日(月)2戦目
朝倉3着目で迎えたオーラスの親番、
ここから朝倉は、
打とする。かを切ればイーシャンテンだ。しかし、もも、好形のタネであり、連続形のタネでもある。ポンのコースもある以上、愚形が2つのイーシャンテンにはしたくない。
そして場を見渡すと、早々とを切っている人が二人。朝倉はの良さを感じ取り、のペンチャンに望みを託した。
次巡を引いて、再びイーシャンテンに。
そしてカンを引き入れ、狙いを定めた待ちでリーチ!
しかし、朝倉の前に立ちはだかったのは対面に座る園田だった。
朝倉と同じくの良さを感じていた園田。朝倉のリーチに対して一発でを切ってテンパイを固持する。
そして、ラス目の魚谷がをつかむ。園田のアタマハネとなり、朝倉渾身のリーチは不発に終わる。
思わずのけぞる朝倉。最高位戦の先輩である園田の壁は、やはり厚くて、高い。
2019年1月15日(火)1戦目
親番の滝沢が、
園田の第一打をポン。
滝沢の上家に座っている朝倉、
中盤にこの手格好に。
その後、滝沢がを手出し。