さる6月17日(金)、第10期夕刊フジ杯麻雀女王決定戦の決勝戦が開催され、半荘4回の闘いの末「雀サクッ」チームが優勝した。西日本チームの優勝は今回が初めてとなる。
前日までの準決勝を勝ち抜いたのは、麻雀BULL中野店チーム・雀サクッチーム・ClubNPMチーム・スリーファイブ新宿店シリウスチームの4組。
3回戦を終えた時点で、トップは麻雀BULLの+41.2ポイント。しかし、2位のスリーファイブが+10.8、3位の雀サクッが+2.5、4位のClubNPMが▲54.5という得点差。残り1回戦ではどのチームにも優勝の可能性のあるポイント差だ。
最終戦は麻雀BULLの山脇が優勢に場を進め、このまま勝ち切るかと思われた。しかし南4局1本場、雀サクッの池沢がラス親でマンズのチンイツのテンパイを入れる。
ドラ待ち、なら親バイマンの超弩級のテンパイだ。
一方、山脇も次の手をテンパイ。どちらの待ちも山には残っている。
ドラ緊迫のめくりあいの結果、山脇がを掴み、少考の末これをツモ切って池沢のアガリとなった。
さらに次局、池沢は山脇からリーチ・チートイツを出アガリ、次の3本場にはスリーファイブの優月からヤミテンで、ピンフ・三色・ドラ1を直撃し、逆転優勝を決めた。
表彰式で池沢は「やっと西日本にトロフィーを持ち帰ることが出来ました。」佐藤は「心強い味方(池沢)の精神面でのサポートを心がけました。」と語った。
▲雀サクッチームの池沢麻奈美プロ(左)と佐藤あいりプロ(右)
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