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(左から)本田朋広 瀬戸熊直樹 萩原聖人 黒沢咲 高柳寛哉監督
「いよいよ、本当の逆境のシーズンが来たなと。くじ運も相変わらず悪くて、最終日に打てないということも含めて、今までいろいろな逆境があったと思うんですね。数字的なこともそうですし、みんな結果がついてこない中で、チーム内のこととかもそうですし、だけど全部それを乗り越えて一昨年ファイナルに残って、それがあっての去年でした。去年はすごくいい状態でシーズンに入れたと思っていたんですけど、それがやっぱり思うようにいかなくて、今年は本当の逆境が来ました。この逆境を跳ね返すエネルギーと実力を含めて、ウチのチームは4人ともがそれを持っていると思っていますから、それが『』につながることに、必ずなると思っています。
これで『舞台が整った』とか『ドラマがはじまる』とか、そういう仰々しいことを言うつもりはさらさらないですけど、1試合1試合、ウチのチームには落とせる試合とか着順に甘んじるとか、結果的にそうなってしまうことはあるかもしれないですけど、そういう意識で打つことはもうないんじゃないかと思います。普段はあまりこういうことを言わないタイプですけど、ぶっちぎりでレギュラーシーズンは勝ち抜きたい、それは4人とも思っています」
「終盤になってくると、自分たちの数字がどこにあるかによって、緊張感も走ると思います。それを踏まえた上で、せっかくこういう場所に立たせていただいているのだから、一番いい麻雀を打つ、そのためには自分自身が楽しむしかないと思っています。楽しく明るくやろうと思います」
「崖っぷちだと思いますし、オフシーズン中にはそれをプレッシャーに感じる部分があったんですけど、今日こうしてチームメートの顔を見たら『ついにはじまるぞ、もうやるしかないぞ』というふうに、気持ち的にも吹っ切れました。瀬戸熊さんが言った通り、私も心から楽しんで、今シーズンを戦いたいと思っています」
「今は緊張していないですけど、試合が始まると緊張すると思います。自分が3年間やってきたことで、一つひとつ成長してきたと思っているので、成長した姿を今年は見せられたらと思います」
高柳寛哉監督
「今シーズンは後がない状況で、勝ちにこだわって、勝たなきゃいけないという思いは強いですけど、その中でも雷電のアイデンティティー、雷電らしさ、個性的というのが雷電の特徴だと思っているので、そこを発揮しつつ勝っていくという気持ち、あとはファンのみなさんを含めて一つの思いを絆として強めるために、そういうワードを作りたいと思って『』という言葉を作りました」