道は、必ず続いている。〜魔王佐々木寿人の業火と山部正人の夢物語 麻雀最強戦2024【ファイナル1st Stage】観戦記【B卓】文 千嶋辰治

道は、必ず続いている。
〜魔王佐々木寿人の業火と
山部正人の夢物語

【B卓】担当記者:千嶋辰治 2024年12月14日(土)

今年の麻雀最強戦ファイナルを最も盛り上げようとしたプレイヤーは誰だろうか。
私はきっと彼だったのではないかと思う。

山部正人。
今年のアマチュア最強位である彼は、タイトルを手にしてから今日までにたくさんのポストで麻雀最強戦をアピールしていた。


その情熱たるや、金本実行委員長も舌を巻く。

麻雀に対する… いや、麻雀最強戦に対する情熱が人一倍の山部。
夢のような対戦相手を向こうに、いざ決戦の時。

B卓戦

東家:佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)
南家:阿久津翔太(日本プロ麻雀連盟)
西家:山部正人(2024アマチュア最強位)
北家:鈴木大介(日本プロ麻雀連盟)

ゲームが動いたのは東2局

親の阿久津の配牌。
ピンズの連続形が目を引くが、他の部分はバラバラ。
ひとまず【南】から切り出していく阿久津だったが、

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