4年ぶりのファイナルを目指す古橋崇志、5度のアガリで決勝卓へラビットジャンプ! 麻雀最強戦2020「プロ雀士ランキングベスト16大会」観戦記【D卓】

2位の藤島も、今日は勝負運が少し足りなかったようだ。

ただ、オーラスの、意思がこもった中トイツ落としは、打点を見るときにはぜひ思い浮かべてほしい選択の一つだ。

苦しい中でもやるべきことはやりきった、男の顔がそこにはあった。

1位で決勝卓進出を決めた古橋は、この半荘10局の中で、実に5度のアガリを決めた。

これまで最強戦では4年間でピンフの1000点を1度アガっただけというが、その反動が一気にきた、という感じだ。

最強戦において、D卓で勝ち上がった選手は試合間隔が空かないため、いいリズムをキープして打てると聞く。

この勢いで、決勝でも大暴れしてくれることを期待したい。

 

東川亮

赤入り麻雀、東天紅(三人麻雀)などを愛する、さいたま市在住の麻雀ファン。本業はフリーのライター。飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」にて、オーナーである麻雀解説者・梶本琢程氏との接点が生まれ、その縁をきっかけとしてキンマWebにてライター活動を開始した。
ひがし@Twitter

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