【西原理恵子 & 山崎一夫】トップ取りの為にはラス転落もやむなし!

トップ取りのためには
ラス転落もやむなし

あけましておめでとうございます。昨年の麻雀の成績はいかがでしたか。
今年も前傾姿勢でトップを目指しましょう。

前傾の角度はそれぞれだと思いますが、最適と思うのより、わずかに前のめりを試してみてはどうしょう。

コケる回数が増えますが、もっとギリギリの角度が分かるかもしれません。

ただし、相手のリーチを受けてからの前傾姿勢は、ほとんど無謀無意味。
自分が先制リーチを打つために、目いっぱい受け入れを広げる打法がメインです。

ブクブクびの手牌進行。
相手のリーチが来た。
同巡こちらもテンパイ。
危険牌でも勝負して追いかけ。

などのパターンです。

○トップ・ラス麻雀になりやすい。
○チップの出入りが増える

という結果になりがちです。

ごく少数、おそらく1%未満のものすごく強い人は、トップが一番多くて、以下順番に数値が小さくなりラスが最少です。
目指すのはここですが、その前段階として、まずトップラ・ラス麻雀で、トップ賞獲得の有利さと楽しさを実感しましょう。

チップの出入りに関しては、流通量が多いほど得だと割り切ります。
放銃は1枚でもツモれば全員から貰えるので、どんどんチップのやりとりをすべきです。

キッチリを降りてても、ツモられればチップは出て行きます。

○振り込んで
○ツモり返す

くらいの気持ちでいきましょう。

半チャン1回のチップの総額が、トップ賞くらいあった、なんてののは珍しくありません。
大トップを取った常連さんの話です。

「2人飛ばして、チップもかき集めたから、トップ2回分はあるね。親方に払うゲーム代は1回分でラッキー」

 

余談ですが、二人同時に飛ぶことはめったにありません。
3人同時に飛ばした経験は、私にはありません。

 

放銃回避は
リーチとホンイツだけ

1%未満のものすごく強い人は、トップが一番多くて、以下順番に数値が小さくなりラスが最少です。
トップクラスの麻雀プロや、ネット麻雀の高段者などです。

こういう人たちの放銃回避のための読みの技術は、素晴らしく高いと思います。
思いますというのは推測なので。

私はギャンブルライターなので、これ以上エネルギーをつぎ込んでも成果が小さい。
という地点で諦めます。

ギャンブルは勝率よりも勝ち総額が重要なので、レートのほうに意識が行ってしまうんです。
なので、私の防御論は、攻撃論以上におおざっぱです。

○放銃覚悟でアガリに向かう。
○ラス覚悟でトップを狙う。
○チップを払う覚悟で、チップを取りに行く。

などが攻撃部分ですが、平らな局面での防御はたった2つ。

○リーチに振らない。
ホンイツに振らないです。

 

理由は高いとか安いではなくて、リーチはテンパイが分かっているからです。(待ちは不明)
一方のホンイツは、色が分かっているからです。(テンパイは不明)

これ以外は、テンパイかどうかも待ち(色も上下ゾーンも)も分からないことがほとんどです。

ピンズが高かろうが、裏スジであろうが、終盤押しているように見えようが、どれもあやふやな情報に過ぎません。

点棒が平らな序盤なら、放銃回避よりもアガリ優先が正解です。
自分が勝負手かどうかは、自分で分かるんですからね。

「リーチに振るなと言われても、待ちが分からない」

 

リーチ者以外、誰も分かりません。
なのでテンパイで追いかけ以外は、ベタオリが基本です。

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀戦術シリーズ 新刊情報/