おれ、結婚するって決めたんだ!恋する男・仲林のときめきメモリアル・中編【仲林圭のゲスコラム】VOL.13

おれ、結婚するって決め
たんだ!恋する男・仲林の
ときめきメモリアル・中編

【仲林圭のゲスコラム】

VOL.13

こんばんは。今週もコラムの時間がやってきた。
1週間まるまる暇だというのに書き出すのは前日。本当にダメな大人になってしまったものだ。自粛期間が何日も続き、仲林は4キロ太った。
四捨五入をすると80キロの大台まで来てしまっている。
非常にまずい。今日からダイエットをする。最初の目標は70キロだ。本気だからな。春雨スープしか今日はまだ食べていない。仲林の本気が伝わったことだろう。半年後には、小島よしおさんの隣に立ったらどちらが仲林なのかわからないくらいになっているはずだ。期待して待っててくれ。
この2週間、MJとユーチューブ、アニメ、映画を見ているだけだ。そんななかで一つ、非常に興味があるものが見つかった。
欅坂46だ。平手友梨奈という元メンバーがいるのだが、ダンスや映画などの表現力がすごすぎる。本当にカリスマ性を持った天才なのだろうが、バラエティなどに出ると普通のあどけない女子高生なのだ。しかしスイッチが入ると圧倒的な存在感で、その場を支配する。是非一度、「黒い羊」という歌のミュージックビデオを見て欲しい。「響」という映画も最高だった。騙されたとおもってみてくれ。もし感動しなかったら、クレームは秋元康さんによろしく。
さて、また昔話に戻っていこう。
雀荘「キングダム」で1年くらい働いた頃だろうか。仲林は24歳くらいだったと思う。
読者の皆さんが子供の頃にこの年齢までには結婚したいという年齢は幾つだっただろうか。仲林は25歳までには結婚をし、30歳までに2人の子供が欲しかった。お姉ちゃんと弟と仲林と嫁さんという家族構成を願っていたものだった。その夢を遂行するためには、当時でかなり切羽詰った時期ではあった。
仲林はまりちゃん(前回のコラム参照)と結婚することを決意したのだ。しかし、雀荘の店長で相手の親御さんが許してくれるのだろうかという葛藤があった。当時はMリーグもなく、今ほど麻雀プロの認知は低かった。やはりVシネマのイメージが強かったのだと思う。逆に仲林自身もそう思っていた。
まりちゃんは保険会社で働くかたわら麻雀プロをしていた。やはり結婚をするとなるとしっかり社会人として働いている仲林でないとダメだという勝手な想像をしていた。そのため1年半ぐらい働いた「キングダム」をやめることを決意し、彼女にこういった。
「一年間正社員として働けたら結婚をしよう」
かっこいいな?多分この台詞を読んだ読者の女子は仲林に惚れてしまっただろう。罪な男だ。
吉田光太さんに話をすると、嫌な顔を一つせず、承諾をしてくれた。ケイの選んだ道なのだからと、背中を押してくれたことを覚えている。
出勤の最終日、いろいろなお客さんが遊びに来てくれた。お客さんに愛される店長になれて本当に良かった。そう、仲林は愛される男なのだ。多分あったことがない人はこいつ頭おかしいのか、そう思われていることだろう。仲林の魅力は会って見ないとわからないのだから、ブロックしている人も一度は会って見て欲しい。先日、なぜか大阪の雀荘のオーナーにブロックされていたのだが、一度も会ったこともないのに、少し傷ついた。
話が逸れてしまった、すまん。
最終日の仕事が終わると、光太さんが「少ないけど」と言って
封筒を渡してきた。その封筒には退職金と書かれていた。「キングダム」が始まって1年半、立ち上げの資金などで非常に経費がかかっていただろう。非常に流行っていたが、そこまで余裕がある状況ではなかったと思う。そんな中、男前な光太さんは後輩のために少しでも余裕を持って就職活動ができるようにお金を用意してくれたのだ。
私はもう一度、世の中に言いたい。
吉田光太いう男がどれだけかっこいいかということを。
仲林はありがとうございますといい、その封筒を受け取った。本当に嬉しかったのを覚えている。短い間だったが、頑張ったことに評価してもらったのが嬉しかったのだ。
それから、就職活動を始めるのだが、雀荘とコンビニ、マックでしか働いたことのない仲林は就職活動とはどうやってすればいいのかもわからなかった。職務経歴書ってなんだ。面接といえば履歴書だろう。雀荘の職務経歴ってどうやって書くのか意味が不明だった。
そんな葛藤をしている中、雀竜決定戦に残ることになる。当時の雀竜位の内海プロに木原プロ、二見プロ、仲林の3名で挑むことになる。
はっきりいう。仲林の圧勝だった。ついていたこともあるが、完璧すぎる麻雀で他者を圧倒し、最終戦を待たずして栄冠を確定させてしまった。仲林ここにありという内容だった。興味がある方は観戦記を読んでくれ。念のためURLを貼っておく
賞金を受け取り、焦らず就活をしなくてもいいぐらいに、懐はあったまった。賞金で食いつなぐ男、これぞ麻雀プロだ。
就活を続ける仲林。人と話すことが好きだったので、営業の職種で仕事を探していた。多分、10社近く落ちただろう。転職コンサルタントを使い、いろいろなところに応募をしたのだが箸にも棒にも引っかからなかった。
色々と調べているうちに、ソフトバンクの子会社の営業の募集を見つけた。それに自分で応募しようとしたのだが、そのサイトが中退を書くことができないようなシステムになっていた。早稲田という名前を使いたかった仲林は早稲田大学理工学部卒業ということで応募をした。そう、経歴詐称だ。早稲田の名前にすがっていたのだ。
でも安心してくれ、面接で実は中退なんですと面接官には伝えた。面接官は笑っていた。
なぜかトントン拍子で最終面接まで進み、取締役と面接をすることになった。そこで非常に印象的だった質問があった。
「不言実行と有言実行はどちらの方がいいと思う?」
正直仲林の概念の中では不言実行の方がいいものだと思っていた。しかしながら、考えていけばいくほど有言実行の方が難しいということに気がついた。なんだか珍しく真面目な話をしてしまったが、この有言実行ということがどれだけ難しいことかわかるだろうか。本田圭佑がまさにそうだろう。
“言ってやる”
簡単に聞こえるが容易いものではない。
日本という国の文化が言って出来なかった人の後ろ指を指すものだから非常に良くないと思っている。何もやらない人なんかより圧倒的にマシだ。
またまた話が逸れてしまったが、なんとかソフトバンクの子会社に就職することが出来た。人材系の職種で、携帯を売ったりするものではなかった。リクルートみたいな会社だと思ってもらえればいいだろう。
ついに、仲林の社会人生活が始まった。このころ、登録名を中林啓から仲林圭に変更したのだ。
右も左もわからないまま、社会に放り出された仲林。
そんな麻雀以外取り柄がなかった仲林には数々の困難が待ち受けていたのだった…。
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