人はなぜ傷つくと分かってツイッターを見るのか

最強戦実行委員長の金本です。

今日発売の近代麻雀のドキュメントMの記事の一部をこのキンマウエブにのっけたところ反発がすさまじい。

まさか実際の麻雀プロにまで批判されるとは思わなかったし、その後の一般の方々の、「そのプロの言う通り」「近代麻雀はひどい雑誌だ」という燃え上がる批判は気分を落とすに十分だ。

えーそうなのかー。そんなに悪い記事なのか、と。

それでも僕はツイッターで「キンマ」「近代麻雀」で検索し、どんどん悪口を見つけて読み、読むたびに心が落ちていった。

記事を削除しようか、雑誌の近代麻雀に載ってしまっているので謝罪文でも書こうか。この記事の担当編集は僕です。

ところで最近芸能人の自殺やユーチューバーの休止などが多いが、彼らも少なからずツイッターなどSNSを見て気分が落ちたのが原因だろう。僕からしたらなんで自殺までする?休止しなくてもいいじゃん、と思うのだが悪口はものすごく多いし今の僕みたいにそれを探して読んでしまうと気分はどんどん落ちる。

幸い僕の場合は会社に行って「すいません炎上してしまいました」と言えば同じ仲間が何かしら励ましてくれるので気分転換になるのだが、個人でやってる人はきついだろう。誰かネットじゃなくて本当に話し合って気分がまぎれる相手、相談できる相手がいればいいが、そうじゃないことが多いだろうから一人でネットを見て5分ごとに気分が落ちていく。そりゃ、やめたくなってもおかしくないだろう。

今まで僕は「自殺するくらいなら、気分が落ちて活動やめるくらいなら、SNSを見なきゃいいのに」と思っていた。

でも見てしまう、現に僕がそうだ、のはなぜか。

今回の記事、圧倒的に批判が多いが、でもキンマで検索してたら中には面白いと言ってくれてる人もいてそういう人は自分と同じ気持ちだと安心したり、嬉しくなる。

20人に一人の励ましを求めさまよう。

結局、僕はツイッターを見て自分を褒めてくれる人を探しているのだ。

 

今まで何度もネットの声に嬉しいと思ったことがある。それ自体は気持ちにも仕事にもプラスになったこともあるだろう。

だがそれが日常になったせいでツイッターの声が心の支えにもなっていた。

これは危険だ。

今回のように批判をされるとものすごい勢いで落ち込んでしまう。

もし次の記事がまた批判されたらもっと落ちるだろうし謝罪してさらに叩かれても落ちる。

これから脱するには、ツイッターで褒められて満足することをやめるしかないんじゃないだろうか?褒められて満足するのはすでにツイッター病、悪い状態だと認識しよう。

ではそれはどうやる?

簡単なのはツイッターをやめること。見ないこと。

あとは信念をもって記事を作ること、漫画や動画を作ること。どんなに賞賛されても動じないこと。

今企画している漫画やユーチューブ生配信も賛否両論がありそうなものだ。

だがそれを信念を持って世に出すこと。

何回も言うが、褒められて満足しないこと。

今までの僕はツイッターで褒められようとして作ってたわ。

くそっ!

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