【西原理恵子 & 山崎一夫】親番はトップ取りのチャンス!!

親番はトップ
取りのチャンス

ありきたりな小見出しですみません。
でも実際そうだし、みなさんもそう感じてますよね。

「よし親番、いい手が来い!」

気合を入れて配牌を取って親マンのタネを探したりとか。
親のマンガンは子のハネマンに相当するので、難易度が同じだと思えば5割増しお得。

ゲームやギャンブルで50%お得なんて物凄い数字です。
今の赤入り麻雀はたいていの場合マンガンのタネがある。

ドラが1種4枚と赤牌が3種3枚の合計7枚。
首尾よくリーチできれば、裏ドラが1種4枚。

さらにツモれれば、昔の赤無しルールと違って、マンガンクラスは今や珍しくも何ともありません。

もう一つ麻雀のルールでおもしろいのは、子のツモアガりは親の半分払い。
親の有利さと不利な面を組み合わせて、よりゲーム性が高くなっています。

「マンガン引かれて4000払いなら、勝負しちゃえ」

と子よりも押し気味になる。

麻雀は元もと押した方が有利なゲーム。

完オリしてワキが放銃したら、被害を免れたような気もしますが、ワキで大きく点棒が動くこと自体、自分がトップになるチャンスは僅かに下がる。

なので放銃してもアガっても、点棒が動く集合のほうに入りましょう。

だいぶ昔のことですが、現在GPC(グッドプレイヤーズクラブ)を馬場裕一プロと共に主催している、漫画家の片山まさゆきさんと私は、「ふんぞり王国」という対局モノを連載していました。

その時片山さんは「親番でリーチ手が入れば、それだけで有利だあよ」

だあよはうろ覚えですが、そう喝破してました。

リーチは放銃が増えますが、それよりもメリットが、特に親の場合は大きいと。
親とリーチの複合はトップ狙いのとても大きいチャンスなのだ。

ハネツモは
親の時に多い

リーチはアガり確率を半分にし、得点を3倍にする。

このコーナーで繰り返し述べていることですが、これが当てはまるのは主に、成長曲線のS字カーブの中ごろです。

縦軸が得点、横軸が麻雀のハン数とした時の0ハン・1ハン・2ハン・3ハン・4ハン・5ハン・6ハンのドットを」結んだ折れ線をS字に見立てています。

費用対効果が一番有利なのが、2ハンと3ハンからのリーチです。
2段目・2ハン・2メンでリーチ(2の2の2)を推奨する根拠の一つです。

逆に、1000点を2000点にしたり、(中ポンのみにチャンタを狙う)親マンをリーチでハネマンにするなど、S字の勾配が小さい所はあまりお得では無いと。

たとえばダママンをリーチして、アガリ確率を半分にして、アガれた場合の得点が同じマンガンだったり、良くても50%増しのハネマンでは効果的で無いと。

昔から言われている、
1000点のピンフに1000点のリーチ棒を出して2000点にするのは割にあわない。
マンガンあればダマで確実にアガったほうがいい、などです。

ところがですね、フリー麻雀は赤牌や裏ドラにご祝儀が付くので、
ピンフもマンガンも全部リーチ。
になりつつあるんです。

例えば東1局に親番で、捨て牌2段目にタンピン赤1・ドラ1のダママンのテンパイ。
ダマで12000プラス赤チップ1枚をロン。

次局原点持ちにマンガンを引かれて1本場の400点差ですでに2着転落。
東パツは残り11局ぐらいあるので親マンくらいで逃げ切るのは、けっこう難しいんです。

私も良く経験してますし、みなさんも思い当たることがあるんじゃないでしょうか。
先に、親のマンガンは子のハネマンに相当するので、難易度が同じだと思えば5割増しお得と述べました。

ではハネマンはどうか?

子の12000の5割増しで18000。
難易度は同じでしょうか?

データ無しで言い切るのは危険かもしれませんが、フリーでは難しくはならないか、却ってできやすいように思います。

このケースで最もい多いのは(データ無し)、ダママンをハネマン狙いのリーチよりも、S字カーブで元もと効率のいい5800あたりのリーチです。

タンピンドラ1をリーチで親マンにしたら、ツモって裏1の6000と1枚オール!
親リーに対しては、子は自分だけラス目になるのが嫌で慎重になる。

アガり確率(無理やり)半分です。その代わりツモが長引くので、首尾よく引ければ、素点とチップだけでなく、大きくトップに近づくことができます。

ハネマン以上はピンヅモが確定2ハンになるという関東ルール(昔の関西の方の呼び方)の恩恵が大きい。

余談ですが、チートイツもハネマンから確定2ハンですよね。

トップ目が親の時も
逆転のチャンス

親番でトップ狙いのチャンスを逃しても、子の時にも逆転のチャンスはある。
それがトップ目やライバルが親番の時。

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