最後のファイナリストは多井隆晴! 復讐を誓う最速最強の完勝劇‼︎ 麻雀最強戦2020「ザ・リベンジ」観戦記【決勝卓】

 

このリーチ対決はたろうに軍配。

高目のpastedGraphic_10.pngを白鳥が掴んでしまい、たろうへ8000の放銃となった。

白鳥の受難は、これだけでは終わらなかった。

東3局、多井が5巡目にしてカンpastedGraphic_11.png待ちリーチをかける。

この時点で、白鳥の手はpastedGraphic_11.pngpastedGraphic_31.pngくっつきのイーシャンテンだった。

ピンズにくっつけば勝機が見えるが・・・。

 

本人には絶好、しかしはたから見れば最悪のpastedGraphic_34.png引き。

多井への一発放銃、8000点の失点によって、白鳥は苦境へと追い込まれた。

多井優位の展開に、何とか風穴を開けたい3者。

そこでたろうに、わずか4巡目にして一発逆転の気配漂うイーシャンテンが入る。

 

国士無双

ほしいのはpastedGraphic_37.pngpastedGraphic_38.pngpastedGraphic_37.pngは多井の手に1枚浮いている。

多井より先にテンパイできれば、32000の直撃すらあり得る状況だ。

 

6巡目、多井はpastedGraphic_21.pngをポンしてのテンパイは取らない。

親番なら当然の判断だ。

ただpastedGraphic_37.pngが温存される分、たろうのチャンスは増えていく。

 

しかし、2枚目は鳴いた。

巡目はまだ中盤で、自力でのテンパイも十分できそうだったが、他家にテンパイが入っている危険性を察知したか。

ここに井出がリーチをぶつけるも、多井が押し切ってたろうから1500を出アガリ。

 

連荘で迎えた親番では、チンイツ模様のたろうに対し、ドラpastedGraphic_37.png単騎待ちのリーチ。

たろうも一度は止めたが、手が進んだならば打たざるを得なかった。

2着目のたろうから7700は8000を直取り、多井のトップがますます盤石となっていく。

今回、多井は北家。

東場の親番を落とした後は、3人の親を一つずつ落としていくことがミッションとなる。

ただ、それを自分でやらなくてもいいというのは大きなポイントだ。

たろう、井出、白鳥にとっては、ライバルを蹴落として多井への挑戦権を得たい局面だからだ。

南1局、白鳥がpastedGraphic_48.pngとドラpastedGraphic_49.pngのシャンポン待ち「白鳥」リーチを打つ。

親のたろうの手にはpastedGraphic_48.pngが浮いているが、ここで自身が連荘しなければ、多井を逆転するのが非常に厳しくなるため、行かざるを得なかった。

たろうが白鳥に、8000点の放銃。

南2局も、先手を取ったのは白鳥。

待ちはカンpastedGraphic_31.pngと苦しいものの三色があり、満貫級の加点で多井追撃の一番手となることも視野に入る。

直後、多井もpastedGraphic_54.pngを切れば平和テンパイとなったが、ここは自身の安全を最優先としてテンパイ取らず。

井出が白鳥と戦うことが明白な中、まだ自身がリスクを負うほどの局面ではない。

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