減り続けるチームポイント流出を食い止めた、朝倉康心の柔らかい打ち方【Mリーグ2020観戦記1/19】担当記者:危険な鬼太郎

朝倉はここで安全にの暗刻を落とし、ラス目の親リーチと戦う事を避けた。仮にここで近藤に12000でも放銃しようものならトータルポイントは酷い事になる。

まだ南1局なので勝負を保留しようと考えた。

近藤はこのリーチを追っかけリーチの亜樹からアガリ、

近藤がリーチウラウラの7700のアガリ。ラス目だったのにいきなりトップ戦線へと名乗りを上げる。

南1局1本場 親・近藤 ドラ

親番の近藤がをポン!

ドラののシャンポンという強烈な聴牌を入れる。

この打たれたを朝倉はスルー!

は自分の目から4枚見えで仕掛ける手も十分あったと思うが、ここは仕掛けない。

近藤が仕掛けてリーチの危機が無くなった今、メンゼンでこの手牌を仕上げてのトップ奪取を試みる。を引けば567のタンピン三色まで狙える超勝負手だ。朝倉はこの局に懸ける。

親番の近藤がを暗槓!

そして切られる。これに当然手を止める朝倉。

この牌を鳴かないほど朝倉は甘い男ではない。が新ドラになったのでだとタンヤオ三色ドラ1、だとタンヤオドラドラで3900になったのも地味に嬉しい。

だがこのが…。

園田の当たり牌!しかも新ドラのが雀頭で乗ってドラドラ赤の8000のアガリ!

園田はいきなりトップに近づき、朝倉はあわや3着にまで落ちる可能性まで出てきた。

南3局 親番・園田 ドラ

ラス目の亜樹がダブをポンしてをチーして聴牌を入れる。

ダブドラ1のペン待ちの聴牌。

亜樹がを手出しして来て少し考える朝倉。

自分の手がイーシャンテンなので考えどころだ。とは言っても亜樹がを手出ししてきた!という事はのペンからドラ単騎、ないしはドラシャンポンに変えたパターンや、のシャンポン待ちからを引いて来てのペン変化などがあり得そうだ。

は切れないのでドラシャンポンの片割れに当たりそうに無い牌で、かつ自分の手牌を進められる牌はどれか…。

と…なればか。3枚見えていて亜樹に対しても中筋。

朝倉は園田が切ったにポン!

を切ってのタンヤオ聴牌を入れる朝倉。オーラスを迎えるにあたっては2着目の近藤よりも上の着順で迎えたい。

そして次順を掴んで小考。

槓するかどうか。現状では千点を他家からアガっても近藤よりも上の着順に行けないので槓してドラを乗せたいところだが…ラス目の亜樹に新ドラを乗せてしまっては自分のラスになる可能性が増える。

しかし…朝倉はそう迷わず「カン!」と宣言した。

Mリーグで一番綺麗なアガリに思えるカンからのツモ!

タンヤオ嶺上開花赤の1300-2600のアガリ!これでそこそこ余裕のある2着目でオーラスを迎えると最後は自らの手でアガリ

見事2着をチームに持ち帰った。

残り30戦になってチームポイントはこの通り。6位のサクラナイツと最下位のPiratesは200ポイント差なのでまだまだ1日でひっくり返るポイント差。

まだまだMリーグの熱戦から目が離せない。

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!