深い海の底 苦しむパイレーツ それでも揺るがぬ瑞原明奈の姿勢【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 1/19 第1試合】担当記者 後藤哲冶

深い海の底 苦しむパイレーツ
それでも揺るがぬ
瑞原明奈の姿勢

文・後藤哲冶【月曜担当ライター】2026年1月19日

U-NEXT Piratesが深い海に呑み込まれようとしている。

現在、全体の5分の3程度である82試合を終えて、最下位のチームは約-600pt。
このチームが、U-NEXT Piratesである、ということを、一体開幕前に誰が予想できただろうか。

U-NEXT Piratesについて軽く触れておこう。

現在存在するMリーグのチームで唯一2度の優勝を果たしているチーム。
現在の小林剛瑞原明奈鈴木優仲林圭というチーム構成になってからに絞ると、レギュラーシーズンの成績はここまで

-61.3(6位セミファイナルシリーズ進出)
887.6(優勝)
481.2(2位)

という圧巻の成績を残している。

崩れない、安定感のある、強い。
そんなイメージが根強いU-NEXT Piratesが、なんと現在最下位。
それも大きくマイナスをしての、だ。

そんな状況の中、本日の先発は瑞原明奈
まだ残り試合数はある――そう言っていられる期間は、そう長くない。

チーム全員がマイナスという苦しい状況の中、MVP経験もある瑞原が、沈みかけている海賊船の舵をとった。

1月19日第1試合

第1試合

東家:瑞原明奈U-NEXT Pirates
南家:鈴木大介BEAST X
西家:堀慎吾KADOKAWAサクラナイツ
北家:鈴木たろう赤坂ドリブンズ

東1局

早速東発の親番を迎えた瑞原。
しかし6巡目に大介からのリーチを受けてしまう。
手牌に安全牌は1枚もない。
通りそうなのは【白】だが……。

瑞原は【8マン】をツモ切ってプッシュ。
【白】を切った先に自分の手が高くなる未来はほとんどない。
いまなら【白】三暗刻や、七対子など、高い手の未来があるからこそ押す価値がある。

【7ピン】を引いてきてメンツ完成。これで瑞原は【5ピン】切ってイーシャンテンに構えた。
【4ピン】が3枚見えていてワンチャンスなこと、【7ピン】【4ピン】の切り巡で、【6ピン】【7ピン】【5ピン】【8ピン】待ちが出てきにくいことから、【5ピン】は普通ならそこそこ通る牌なのだが。

今回は通らなかった。
七対子【赤5ピン】単騎の七対子に放銃となってしまう。
リーチ七対子赤、そしてこれになんと裏ドラが2枚乗っての12000。

瑞原でもこの負の連鎖は止められないのか……。
いきなり今日の航海に暗雲が立ち込める。

東3局

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