近藤誠一はなぜ尻を出すか

麻雀以外のことをやれ

近代麻雀編集長の金本です。

来月に出る近藤誠一プロの麻雀本を作っている途中、近藤プロが大事にしている「右脳」って本当に存在するもの?と気になった僕は右脳の本を書いているお医者さんに話を聞いてみたくなりました。

そこで見つけました。

加藤俊徳先生ーーーー

脳の本を50冊以上出していてアメリカで研究後、慶應や東大でも脳の研究をした、現役バリバリ最前線の右脳の大家です。

そこで、麻雀中の脳の使い方について話を聞いたのですが、最後に麻雀が強くなりたければ麻雀以外のこともやって、麻雀脳を休めてやることが大事ということも聞きました。

近藤プロでいうと温泉に行くことですね。これが非常に大事らしいです。

 

加藤 近藤さんは、趣味は何ですか?麻雀ですか?

近藤 温泉に入って、ビールを飲むことです。

加藤 それはいいですね。脳は、使えば使うほど成長しますが、同じところばかりを使っていると効率が悪くなります。違う部分を使うことで初めて休まります。ちょっと昔の小説家は皆、麻雀が大好きだったようですが、それは彼らが左脳の言語野を酷使して働いているので、右脳を使う麻雀が良い気晴らしになったのでしょう。

近藤さんは2012年に飯田さんとお別れしたことで、意識的に大きなスイッチが入り、脳をコントロールする「近藤君」がパワーアップしてどんどん麻雀が強くなったのだと思います。さらに、脳は 20 ~ 30 代と 50 代とでは違ってきます。右脳は環境脳、左脳は自己認知脳とも言えるのですが、「自分の麻雀を変えたい」という強い意志を持ち、右脳の視覚分野の認知力が上がったことで、近藤さんの「なりたい自分」と「今の自分」が一致してきたのではないでしょうか。

近藤 たしかにそうかもしれません。直感を開放する意識を持つことでようやく自分の打ちたい麻雀が打てるようになってきた感覚はあります。

加藤 「麻雀は視覚的要素が重要な右脳のゲーム」で、近藤さんの打ち方が最も王道だと思います。

近藤 ありがとうございます。

どうでしょう。

温泉に行くなら思い切ってお尻丸出しではじけた方がいいことを感じられたんじゃないでしょうか。

詳しくは本の中で。

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