ハードルは高くて当たり前
攻撃のスペシャリストが
突き抜ける力を見せる
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【平賀聡彦インタビュー】
平賀聡彦(最高位戦日本プロ麻雀協会)
Twitter:https://twitter.com/makko_samurai
-オーディションに参加するにあたっての思いから、お聞かせください。
Mリーグが始まったときの最初のドラフトでは会場にも行っていましたし、選ばれたらいいなという思いでいましたけど、その後は結果を出しても、選んでいただく機会がありませんでした。今回は自分の麻雀でつかみ取るチャンスなので参加しました。
-平賀プロはRTDやMONDOで活躍されていて、期待される声も多かったと思います。
1年目のドラフトが一番選んでいただくチャンスだったんですけど、自分にも足りない部分があったと思います。何をすれば選ばれるというのがMリーグにはないのですが、今回は明確な基準、勝てば選んでいただけるので、ありがたい機会だと思います。
-RTDで一緒に戦っていたメンバーが、今はMリーグで活躍しています。
単純に、うらやましいという思いがあります。でも、MONDOやRTD、自団体のリーグなどで戦っているメンバーも結構多いので、自分が選んでいただいたなら、やれる自信はあります。
-今回も強い方がたくさん参加されています。
Mリーグは、麻雀プロ2000人くらいいる中の30人くらいしかいない、もともと狭き門です。そこにチャレンジするなら、このくらいハードルが高いのが当たり前だと思うので、確かに高い壁ですけど乗り越えていきたいと思います。
-平賀プロの麻雀は、勝つときは大きく勝つイメージがあります。こういう戦いは向いている方ではないでしょうか。
麻雀プロの中でも、突き抜ける力は強い方だと思っています。EX風林火山の選手はみんなオールラウンダーというか、そつがない麻雀を打つ方が多いというイメージがあります。僕はオールラウンダーではなくスペシャリティー、攻撃に特化した選手なので、もし選んでいただけたなら、絶対にトップ取りたいところとか、ものすごく離されて追いつかなきゃならないとき、トップを取ってきてほしいときに選んでいただける選手になれるかなと思っています。
-最後に、意気込みをお願いします。
Mリーグが始まったときから「Mリーグで頑張ってほしい」という声は聞いていました。自分ではどうすることもできなかったのですが、今回はチャンスをいただけたので、皆さんの思いに応えるためにもまずは予選を勝ち抜いて決勝に残って、最後の一人になれるよう頑張りたいと思います。
EX風林火山ニューメンバーオーディションはABEMAプレミアムにて配信中!
6月21日: #平賀聡彦 VS #菊田政俊 VS #浜野太陽 VS #ようへい(1回戦)
https://abema.tv/video/episode/558-1_s1_p33
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。