ギャンブルは
期待値打法が基本
学生時代からギャンブルの記事を書き始めて、そろそろ40数年になります。
ギャンブルに対するスタンスはあまり変わらない。
●儲かりませんよ。
●儲かるのはゴト師とハウスくらい。
●ただし時代と場所によって、情報格差や技術格差で期待値をプラスにすることができる。
期待値という確率や統計の用語がギャンブルでも一般的になったのは、ここ30年くらいだと思います。
私はかつて麻雀に取り入れようとしましたが、ごく部分的で不完全なものでした。
講談社のブルーバックスのダレルハフの「確率の世界」などを参考にしました。
初期の単行本に収録されてるかもしれませんが、こんな感じ。
引き得点とアガりやすさが逆ですが、どちらが得でしょう というもの。
もちろんチャンタ三色の8000。
私は単純にアガり枚数と得点を掛け算して優劣を比べました。
(確率1)1000点×8枚を8000と評価。
(確率2)8000点×4枚を32000と評価。
ただしこれは平均得点を表す期待値とは違う。
アガれても(確率1)の平均得点が8000点のワケ無いし、麻雀のどのシーンも正確な期待値計算は無理です。
特にこの場合は、放銃などのマイナス要因は考慮して無いですからね。
この点は日本プロ麻雀協会代表の五十嵐毅プロにも、当時指摘されました。
見出しに期待値打法が基本と書きましたが、
「をれを言っちゃあオシマイよ」
という側面もある。
特に対人ゲームでは実現が困難だし、他の必勝法を否定あるいは期待値打法の亜流と見てしまうのはもったいないと思います。
以下私のtwitter への投稿。
引き親のダブリーチャンスでしたがダマにしました。普通のリーチより1ハン高いのは魅力ですが、タンヤオになれば同じく1ハンアップ。
多メンチャンも期待できます。
うーん、即ツモでしたが予定どおりフリテンリーチ。結果は1000・2000でしたが、期待値計算は違って無いと思います。
(ここまで引用)
冒頭の、私はかつて麻雀に取り入れようとしましたが、ごく部分的で不完全なものでした。の実戦版です。
親のダブリーのみは大雑把に4000点×4枚待ちでツモ数は最大17回くらい。
タンヤオに変化するのは数巡で、残りツモ数が半分になることは無さそう。
放銃回避のマイナスを下げるためにも、一旦1ハンを捨てても見合うと思います。
おそらくこれは例外中の例外。
フリーでは親は即リーが基本。ましてやダブリーをしないなんてめったに無い。
●1300悪形以外は全てリーチ。
つまり、親には1300は無いので全部リーチが基本と常々書いてます。
乱暴ですが、間違いリーチが混ざってても、間違いダマが減ればいいくらいに思ってます。
その中で私が例外にしてるのが、右のようなカンチャン+連続形のケース。
独立したカンチャンは即リーが多いです。
結果は裏目の即ツモでしたが、親の3メンチャンならフリテンでもいいでしょう。
確率や統計の記事は専門家で無いと間違える可能性は高いです。
鋭いツッコミもお待ちしております。
真夏の五オリパラは
延期して欲しい
コロナの話に飽きたり疲れたりのみなさんも多いと思います。
私もオリンピックに関しては特に無力感にやられてます。
①オリンピックをやるやらないか
の判断がテーマだったのが、
②いつの間にかやるのが前提で、観客無しか有りに移行。
③さらに観客有りを前提に、上限をどれだけ増やせるかになし崩し。
原稿を書いている時点では、上限は一万人だけど、スポンサーや子供たちは例外、その他色々な特例でさらに増える。
電車も運転時間を延長するし、ビールも売るからお楽しみに。
これまでの1年以上の自粛、特に飲食店やイベント関係者の努力や犠牲は何だったんだと。