待ちかねた開幕日!
今年のサクラナイツは、
期待に応える、
「その1ポイントを削り出せ!!」
-前年の準優勝から初優勝を目指すシーズンになります。堀選手は、どんな気持ちでここにいらっしゃいましたか。
堀 普段通り、ネット麻雀をやりながら来ました。特に緊張もなく、いつも通りに試合ができると思っています。オフは、赤入り麻雀をあまり打っていないので、結構打ちました。
-岡田選手は、新シーズンに向けてどんな準備をしてこられましたか。
岡田 定期的に練習会をしていました。この期間は競技麻雀で赤入りを打つことはないんですけど、間を空けすぎずに練習をして、今年は準備不足とかはなく、ちゃんと用意できたという気持ちで今日を迎えることができました。
-チームワークは引き続きいい感じなのかなと思います。
岡田 たぶん、8チームの中でウチが一番チームワークがいいと思います。そこは自信があります。
-内川選手は、今日を迎えていかがでしょうか。
内川 今か今かと待っていました。オフが結構長くて、Mリーグがあると生活リズムも選手としてかなりガラッと変わるので、こちらの生活リズムが体に染みついています。毎日試合のある生活を体が勝手に欲していて、始まる2週間前はストレスが逆にかかっていました。早く来ないかな、みたいな、遠足前のような気分でしたね。ようやく今日始まるかと思うと、うれしい気持ちです。
-過去2年と比べても、今回の方が待ち遠しい感じですか。
内川 過去2年のときはまだ不安が少しはありましたし、緊張感もあったのですが、今年は早くやりたいというワクワク感、昨年はやられて頂点が獲れなかったので、それをやってやろうという気持ちがずっとあるのではないかと思います。
沢崎 僕だけ前年に活躍しなかったので、責任はすごく感じています。ただ、去年の分も含めて今期はたくさん頑張りたいと思います。コロナの影響でリアル麻雀が少ないのは影響がありますが、この1ヵ月である程度戻してきて、試合なども含めてできる範囲では打てたかなと思います。開幕して実戦が増えてくるということで、一月もあれば、その間に調子を崩さなければ首位に立てるくらいまで行きたいと思います。
-森井監督、同じメンバーで優勝を目指すことになりますが、チームの仕上がりなどについては。
森井 オフシーズンは全員で集まる機会はあまりなかったのですが、先日はところざわサクラタウンという、KADOKAWAが新しく建てた本社かつ総合文化施設なんですけど、そこにある武蔵野令和神社というところにお参りに行ったりとか、そこでサクラナイツの常設コーナーがダ・ヴィンチストアという中にできまして、そこにみんなで見に行ったりというところで、Mリーグがいよいよ始まるな、という雰囲気をチームで持てたのではないかと思っています。去年堀選手が加わって、今年は優勝を目指すのみとチーム全員が思っている、不安よりも期待とワクワクする感じをチーム全員が持てている感じがすごくいいのかなと思っているので、充実したシーズンにできるように頑張りたいと思います。
-例年いろいろなコンテンツ発信をしている印象がありますが、何か予定されているものなどは。
森井 オフシーズンはいろいろな動画をやらせていただいて、他チームとのコラボとか、他ジャンルとのコラボなどもたくさんしています。サクラナイツのYouTubeなどを見ていただければ面白いコンテンツが、麻雀ファン以外の方にも広がったり、逆にファンの方々に選手の別の側面を楽しんでいただけるようなものをオフシーズンに提供したので、Mリーグ期間はぜひ、そういったことをしている選手がどう活躍しているのかをぜひ見ていただきたいと思います。
-内川選手、チームとしてどうやって戦っていくかという意気込みについては。
内川 今シーズンに森井監督が掲げたテーマが「その1ポイントを削り出せ」というもので、毎試合、開幕戦の1試合でも素点の満貫くらいは大事にするし、4着よりも3着、3着よりも2着と、やっていることは昨年と変わらないですけど、より意識を持つことによって一つでも上の順位を目指して、セミファイナル・ファイナルを戦いやすくしようという目標を掲げています。今シーズンは新しいスポンサーさんも、ピンクイオン様とKADOKAWAの作品のものが増えているので、そちらの期待とかにも応えたいなと思います。毎年ファンのみなさまの期待ですとかスポンサー様の期待が膨らんでいるのもひしひしと感じているので、より堂々とたくさん目立って、ファイナル、ひいては優勝を目指して、一番目立ちたいと思っています。
-岡田選手に必要です。今年デザインされたユニフォームで、ここを一番見てほしいというポイントになるところがあれば教えていただけますか。
岡田 今年は桜をあしらったユニフォームになったのですが、桜の柄は男性とかは着にくいと感じる人も多いので、片方のポイントだけにして、逆サイドはラインでスタイリッシュになるようにバランスを調節しました。ズボンも明るすぎたので、もうちょっと落ち着きのある色に、黒い靴を履いても浮かないようにグラデーションにしています。
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※写真は新型コロナウィルスの影響を考慮し、出演者とスタッフの安全に配慮した形で撮影しております。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。