密着!激震の1戦目 躍進の2戦目に続いてEX風林火山 二階堂瑠美は3戦目をどう戦ったのか!? 【Mリーグ2021観戦記10/28】担当記者:ゆうせー

【4マン】を引いてテンパイだ! リーチか? ダマか??


ダマだ!! ドラスジの待ちでアガリにくく、現状でも打点十分。親の園田が【西】を対子落とししており臨戦態勢なので、いたずらに他家の警戒を招くことなくアガれる道を選んだ。

園田のリーチを受けたその直後に高め【3ソウ】をツモアガリ! ツモピンフ赤赤ドラドラ、嬉しい3000-6000のアガリとなった。

南1局は、

瀬戸熊のリーチを受け、


イーシャンテンまでこぎつけるも、【3ピン】【9ピン】【7マン】のうちの2スジはいけないと判断。【9ピン】放銃を防ぐナイスセーブであった。結局、瀬戸熊と沢崎の2人テンパイで流局。

南1局1本場は、

10巡目にション牌の【西】を場に放つ。リーチが来る前に危険牌を逃がしてやると同時に、「西家がドラを切ったぞ」というメッセージを投げて他家の反応を見る牽制効果もあるだろう。

この局は、瀬戸熊の300-500は400-600のアガリとなった。

南2局は、

自分の手にドラがない一方で、他家3人が役牌を切り飛ばしストレートに進めていることから、全方位に安全な【北】を残して打【4ピン】。そのまま次巡【1ピン】まで切りきって、安全牌を抱えつつピンズは【2ピン】を雀頭にしつつ、メンツ候補としては【4ピン】の横伸びに期待をするといった超スリム打法を見せる。

瑠美の読み通りか、この局は園田と瀬戸熊のリーチがぶつかる。

慎重に打牌を選ぶ瑠美。無事守りきって、2件テンパイでの流局となった。

続く南2局1本場、

「リーチ」


瑠美のリーチだ! 愚形待ちだからこそ、ノータイムでリーチにいくのがまたいい。234三色も見えるが、巡目も深く供託もあるので手替わり待ちをせず即リーチに踏み切る方がいいだろう。

ここに、

沢崎が追いつくも、

【3ピン】が出た!

瑠美のリーチドラ、2600は2900のアガリ。瑠美は2着に浮上するも、

南3局、瑠美の親番。瀬戸熊がリーチ後に切った【4ピン】を瑠美は【5ピン】【6ピン】でチー。タンヤオドラ3で果敢に攻めるも、この【2ピン】が2600の放銃となってしまう。親番の大物手でこの【2ピン】を止める者はいないだろう。

そして、いよいよオーラスだ。

まず先制テンパイを入れたのは瀬戸熊。役牌を鳴いての【1ソウ】【4ソウ】待ち。これが山になんと7枚。勝負は決まったかに思えた。

ここに瑠美が追いついた! 本日2度目の一通リーチ! 赤があって満貫なので、どこからアガってもトップだ!

なんとしてもアガりたい瑠美。

しかし、

親の園田もやってきた! 危険牌を切り飛ばし、【5ピン】【8ピン】待ちで追いついた!

手牌を入れ替えられる瀬戸熊は、迂回したものの再び【3マン】単騎でテンパり返す。瑠美と待ちは同じだが、座順で園田が【3マン】を切った場合瀬戸熊のアガリだ。

三者によるめくり合いの結果は、

瑠美のアガリだ! 【3マン】をツモりあげ、リーチツモ一通赤裏、3000-6000のアガリ!

要所でのアガリを決めた瑠美が、激戦を制した。

インタビューでは、

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