密着!激震の1戦目 躍進の2戦目に続いてEX風林火山 二階堂瑠美は3戦目をどう戦ったのか!? 【Mリーグ2021観戦記10/28】担当記者:ゆうせー

テンパイならある程度は攻める、という攻守の切り替えが瑠美の良さだと感じる。

このとき切った【7ピン】がかぶってしまうも、

瑠美は11巡目に引いた【1ソウ】を、

押した!

瀬戸熊のリーチはそれなりの怖さがある。早々にドラを切ってきたくらいなので、他で打点を確保していると予想される。また、リーチ前に【6ソウ】【8ソウ】と落としていて、愚形リーチの可能性が下がっているのもある。

それを考慮しても、【1ソウ】【3ソウ】のワンチャンス。そしてここで残るスジはまだ10スジ。リャンメンで当たる可能性も10分の1程度。自身がチートイツ赤のテンパイなら、まだ押すのがいい。

瑠美は次の手番で、

【2ピン】を持ってきて、

ここで撤退。【西】が通って現物が出来たのが大きい。残りスジ9スジならまだ押すのも有力だ。ただ、リーチ者の現物でもなんでもない自身の待ち【5マン】の悪さや、先に述べた瀬戸熊のリーチに対する評価から、一旦引くのもまた有力だろう。

この局は、

なんと瑠美の一人ノーテンとなってしまった。

うーん… さすがに不満そうだ。

東1局2本場、

瑠美はターツが足りていることから、安全牌候補の【白】を残して打【3ソウ】

確かに全員が役牌を切っていて、前に出てきそうな河をしている。

ただ、【3ソウ】を切ってしまうとツモ【2ソウ】【4ソウ】が裏目。【3ソウ】が横に伸びるとターツオーバーにはなるが、どのターツが縦に重なってアタマが出来てもいい、という手格好となる。そして何よりツモ【3ソウ】が激痛だ。

この勝負手で3巡目なら、【3ソウ】を残して打【白】とするのがいいように思うがどうだろうか。【3ソウ】の外側を通しやすくしない、という側面もある。

この局は瀬戸熊がリーチ一発ツモピンフドラドラの3100-6100を繰り出し、一気に失点を回復しる。

東2局、

真っ直ぐ手を進めた瑠美は6巡目に、

【8ピン】を切る。【4マン】を残してツモ【5マン】ときたときは、受け入れ枚数増加やピンフによる打点上昇が狙える。また、自身の点棒がないことから、打【4マン】としたときに【6マン】【8ピン】がアンコになったリーチのみ(テンパネ)ルートを遮断。

【7ピン】が薄いことからかえって一通になりやすいこともあって、手役による長打を狙った一打だ。

次巡、

【4ピン】を引いて中点連結!

ビシバシ押してきた瀬戸熊から、流局間際に【7ピン】で出アガリ。リーチのみの1300点のアガリとなった。

押されている最中の瑠美の表情がこちら。

ハイテイで放銃する可能性も考えると、見逃さずに【7ピン】でアガらざるを得ないといったところか。

 

続く東3局は、

瀬戸熊がツモイーペーコードラドラの2000-4000をツモアガリ。

東4局は、

親番園田の一人テンパイで流局。

瑠美はなかなか加点することが出来ない。苦しい展開だ。

そんな瑠美にチャンス手が入る。

早々に沢崎が【東】を仕掛けている東4局。4巡目に瑠美はここから、

【2マン】とした。三色にとらわれない良い一打だ。【2マン】を残そうとすると、手牌のどこかに無理が生じてしまう。


次巡【3マン】を引いて打【5ソウ】。裏目ではあるがこれはしょうがないだろう。

Mリーグ1戦目では瑠美はかなり三色を狙うというイメージを持ったが、Mリーグ寄りに自身の手組を変えてきているように感じた。

9巡目、

【2マン】を残して打【3マン】。画像では見えにくいが、親の園田が【3マン】を2段目に切っていて、沢崎もそれを鳴いていない。超勝負手のここは【3マン】を置いて【2マン】を先に処理した方が良かっただろう。

次の瑠美のツモ番、

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