テンパイならある程度は攻める、という攻守の切り替えが瑠美の良さだと感じる。
このとき切ったがかぶってしまうも、
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瑠美は11巡目に引いたを、
![](https://kinmaweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/1028_yuusei_19.jpg)
押した!
瀬戸熊のリーチはそれなりの怖さがある。早々にドラを切ってきたくらいなので、他で打点を確保していると予想される。また、リーチ前に→
と落としていて、愚形リーチの可能性が下がっているのもある。
それを考慮しても、は
のワンチャンス。そしてここで残るスジはまだ10スジ。リャンメンで当たる可能性も10分の1程度。自身がチートイツ赤のテンパイなら、まだ押すのがいい。
瑠美は次の手番で、
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を持ってきて、
ここで撤退。
が通って現物が出来たのが大きい。残りスジ9スジならまだ押すのも有力だ。ただ、リーチ者の現物でもなんでもない自身の待ち
の悪さや、先に述べた瀬戸熊のリーチに対する評価から、一旦引くのもまた有力だろう。
この局は、
![](https://kinmaweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/1028_yuusei_22.jpg)
なんと瑠美の一人ノーテンとなってしまった。
東1局2本場、
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瑠美はターツが足りていることから、安全牌候補のを残して打
。
確かに全員が役牌を切っていて、前に出てきそうな河をしている。
ただ、を切ってしまうとツモ
が裏目。
が横に伸びるとターツオーバーにはなるが、どのターツが縦に重なってアタマが出来てもいい、という手格好となる。そして何よりツモ
が激痛だ。
この勝負手で3巡目なら、を残して打
とするのがいいように思うがどうだろうか。
の外側を通しやすくしない、という側面もある。
![](https://kinmaweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/1028_yuusei_25.jpg)
この局は瀬戸熊がリーチ一発ツモピンフドラドラの3100-6100を繰り出し、一気に失点を回復しる。
東2局、
![](https://kinmaweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/1028_yuusei_26.jpg)
真っ直ぐ手を進めた瑠美は6巡目に、
![](https://kinmaweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/1028_yuusei_27.jpg)
を切る。
を残してツモ
ときたときは、受け入れ枚数増加やピンフによる打点上昇が狙える。また、自身の点棒がないことから、打
としたときに
がアンコになったリーチのみ(テンパネ)ルートを遮断。
が薄いことからかえって一通になりやすいこともあって、手役による長打を狙った一打だ。
次巡、
![](https://kinmaweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/1028_yuusei_28.jpg)
を引いて中点連結!
![](https://kinmaweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/1028_yuusei_29.jpg)
ビシバシ押してきた瀬戸熊から、流局間際にで出アガリ。リーチのみの1300点のアガリとなった。
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押されている最中の瑠美の表情がこちら。
ハイテイで放銃する可能性も考えると、見逃さずにでアガらざるを得ないといったところか。
続く東3局は、
![](https://kinmaweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/1028_yuusei_31.jpg)
瀬戸熊がツモイーペーコードラドラの2000-4000をツモアガリ。
東4局は、
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親番園田の一人テンパイで流局。
瑠美はなかなか加点することが出来ない。苦しい展開だ。
そんな瑠美にチャンス手が入る。
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早々に沢崎がを仕掛けている東4局。4巡目に瑠美はここから、
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打とした。三色にとらわれない良い一打だ。
を残そうとすると、手牌のどこかに無理が生じてしまう。
Mリーグ1戦目では瑠美はかなり三色を狙うというイメージを持ったが、Mリーグ寄りに自身の手組を変えてきているように感じた。
9巡目、
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を残して打
。画像では見えにくいが、親の園田が
を2段目に切っていて、沢崎もそれを鳴いていない。超勝負手のここは
を置いて
を先に処理した方が良かっただろう。
次の瑠美のツモ番、
![](https://kinmaweb.jp/wp-content/uploads/2021/10/1028_yuusei_37.jpg)